鈍感 ページ12
A side.
小森くんと他愛もないことを喋りながら教室のドアを開くと思いっきり抱きしめられる。
亜「A〜〜〜！！！！！！！！！やっっっと来た！！！」
「んんん！！！！亜嵐重たい〜！！！」
龍「A潰れるだろバカ」
龍友が亜嵐を引き剥がしてくれた。龍友ナイス。
小森くんびっくりして固まってるし。
亜「あ！お前か？Aのこと連れ回してたの」
「もうやめてよ亜嵐。寝坊しただけだから。小森くんとは途中で会っただけ。」
亜「....まあいいけど。てかLINE見てよ〜愛のメッセージ送ってんのに既読もつかねえとか亜嵐くん傷ついちゃう」
そう言われiPhoneを開くと亜嵐から送られてきた大量のメッセージ。
「..................キモ」
龍「........これはキモい」
「でしょ？」
亜「ちょ！！2人共酷くね！！？？」
隼「3人って仲良いんだな！」
「あー............まあいつメンみたいな？」
亜「いれてやんねえから！」
隼「えーそんな事言わないで仲良くしてよ」
亜「ぜってーやだ」
小森くんのことになるとメンドくさくなるんだよね亜嵐って。
龍「あれはヤキモチだよ確実に」
「...？なんで？」
龍「まあ鈍感なAちゃんにはわかんねえか」
ポンポンと頭をたたいてトイレ行ってくると言って教室を出て行く龍友。
「.....鈍感.........ねえ.............」
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作者名：m o n a . | 作成日時：2018年6月14日 14時
