想いの熱 ページ6
体の力がぬけそうになりそうだし、このまま流されてしまいそうになるのをこらえて息を吸う
『ぅぅ心臓が口から出てきそう』
私はここまで赤葦に弱かっただろうか
彼のことを友人として見ていたはずなのに、私に好意を抱いている人と見ると胸が焼けるように熱い。
「返事は後でもいいから、この気持ちは受け取って」
頬にそえられてた手が離れていき、耳に髪をかけられそっとこめかみに唇を落とされる
『惚れさせようとしてきてない?』
心臓がこちとらずっと鳴りっぱなしだというのに、コイツは何回も追い討ちをかけてくる。
「好きになって欲しいからね。俺の愛しい人」
顔も声もいいため、漫画や小説でで出来そうなセリフも似合う赤葦
「教室戻ろうか」
『この顔のままだと誤解されるわアホ』
顔の熱が冷めないのを自覚している時点で、私の顔は真っ赤なのだろう
「夏休み楽しみだね」
ニコッと含みのある色気がたっぷりの笑いを見せつけられる。クッソ……顔がいい
『ハァァ……』
夏休みに合宿が2つもあるのだ。つまり、赤葦と顔を合わせる機会が多いというわけで
マネージャーをやれるのは生きがいだけど、こいつの底が分からないので合宿中に何かしらしてくると思うと気が気じゃないのだが
赤葦はふっきれると想像しないことをするのは知っているのだ
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れあ - 赤葦くんかっこいい!とても面白いです。更新頑張って下さい👍 (2022年4月17日 20時) (レス) @page9 id: 0e3bc286c0 (このIDを非表示/違反報告)
気まぐれなお昼(プロフ) - さーぴさん» コメントありがとうございます!!是非お付きあi*´∀`)=⊃)´Д゚);、;'.・グホォ、ゴホン更新頑張りますね (2022年4月8日 17時) (レス) id: 96be04d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
さーぴ - めちゃめちゃ好みの赤葦君ですありがとうございます好きです付き合ってください((((告白 ごほんごほんッッ…えーと、更新、大変だと思いますが、楽しみに待ってますっ!! (2022年4月7日 20時) (レス) @page7 id: 87293d2558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:気まぐれなお昼 | 作成日時:2022年3月18日 23時