スパダリじゃねぇかよぉ! ページ33
え!左手首……誰?
そう思って左を向いた
するとドス君と目があった
そうです!私の手首を掴んだのはドス君です!
……何?
ド「……逃げますか?」
『へ?』
いきなり微笑を浮かべながら小声で聞いてきた
ド「貴女がこの状況を打破したいと言うなら、逃走経路を考えますが」
『あ、うん!めっちゃ逃げたい!』
ド「……分かりました」
するとドス君は私の手を引き、マフィアの人の横をすり抜けようとした
「おい!待て!!」
ド「邪魔です。退いてください」
うわぁマフィアの人がぁぁぁぁぁぁぁ!?
わぁぁぁぁ!やっちゃったよぉ!!
後ろからすごい銃声が聞こえるけど
一発も当たらなかった
どうやらドス君が肩を抱く感じで私を守りながら逃げてくれてるみたいで
『あ、あの!ドス君!どうしよ……』
ド「大丈夫です。所詮はポートマフィアですから。兎に角、今は逃げることに集中して下さい」
『あ、はい……』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
路地裏にて_________
『はぁ……はぁ、もう……走れん…』
ド「まぁここまで来れば安全ですね。お疲れ様です」
よっしゃあ!逃げ切ったぁ!
ド「今日はもう帰りましょう。それから暫く外出は控えた方がいいですよ」
『はい……通販で頑張ります……』
ド「それがいいですね。では家まで送って行きます」
うわぁやっさしぃぃ!!スパダリじゃねえかよぉ!
でも何でここまでしてくれるんだろ……?
『あの……』
ド「はい」
『……何で私なんかにここまでしてくれるんですか!?私、探偵社員ですよ!一応敵ですよ!?』
ド「そうですね……何ででしょうか?僕にもよく分かりません」
『はいぃ??』
何で分かんねぇんだよ
ド「助けたかったから……では駄目でしょうか」
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さよる(プロフ) - さくさん» コメントありがとうございます!参考にさせていただきます (2021年12月11日 23時) (レス) id: 47b1380100 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - この小説は読んでて楽しいから続編に行って欲しいです! (2021年12月11日 21時) (レス) @page40 id: f11a0fb0f4 (このIDを非表示/違反報告)
さよる(プロフ) - yukiさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!もっと楽しんでもらえるように頑張ります! (2021年12月4日 14時) (レス) id: 47b1380100 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - こんにちは(^-^)とても好きな物語なのでこれからも頑張ってください!! (2021年12月4日 11時) (レス) id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さよる | 作成日時:2021年11月7日 16時