放課後�� ページ24
華「A！湖之美たちが退学になるって話はもう考えるのやめよ！今はもういじめが無くなる！って喜んでいようよ！」
一輝「そうだよ！」
A「そう...だね。」
なんかどこか心残りがあるが湖之美たちの自己責任だと考えてこのことは忘れよう。
華「あ！」
蒼真「なんかあった？」
華「今度8人で水族館に行こうよ！」
一輝「いいね！行こいこ！」
蒼真「いいなそれ。」
真「いつ行く？」
一輝「夏樹たちにも聞いてからにしよ！」
私が会話に入らなくてもどんどん進んでいく。
きっと私の気持ちを紛らわせようしているのだろう笑。ありがたいな...。
A「ありがと...。」
華「A、急にどうしたの？」
A「何となく笑。」
一輝「どういたしまして！」
蒼真「困ったときはお互い様だよ。」
ー数日後ー
先生の言った通り湖之美たちは退学になった。
クラスメートや他学年の人がそのことを喜んでいるのを見て胸がきゅっと締め付けられる。
湖之美たちの自業自得って考えて忘れようとしたけれど私には無理みたいだ。私たちは湖之美たちの自業自得ではあるけれど湖之美たちの人生をダメにしたかもしれないと思ってしまう。私が相談しなければ湖之美たちは楽しい人生を送れていたかもしれない。
でも、相談しなかったら私は...。
華「A、深刻そうな顔をしてどうしたの？」
A「...なんでもないよ。」
華「湖之美たちの人生をダメにしたって思わなくていいと思う。湖之美たちの自業自得だよ。」
A「え、どうして私の考えがわかったの？」
華「親友で相棒だから？笑」
A「そっか笑。」
華「今日は待ちに待った水族館だ！湖之美たちのことなんか忘れて楽しもう！」
A「そうだね！」
私たちはみんなでの待ち合わせ場所の近くのベンチに座る。
WT『おはよ。/おはよ〜。』
後ろから声がして振り向く。
そこには私たちの...私の大切な幼馴染みがいた。
A「おはよう！」
華「おはよー！」
私たちは6人にとびっきりの挨拶をする。
笑太「なんかあった？すごい笑顔してるけど。」
A「すごい笑顔って失礼だな〜笑。」
華「そんなことどうでもいいから早く行くよ！」
華は水族館に向かって歩き出す。
そのあとを追うように私たちも歩き出す。
やっと平和な日々が来るのか笑。
私の頭から湖之美たちの退学の話なんて消えていた。大切な親友と幼馴染みが頑張ってくれたおかげだ。
ありがとう...。
そう心の中で呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音夢衣 - ありがとうございますm(_ _)m (2019年10月20日 5時) (
レス) id: 9ba3d8429d (このIDを非表示/違反報告)
あか - 雑談の下から9行目「どうした」になってますよ！ (2019年10月16日 22時) (レス) id: 0828101177 (このIDを非表示/違反報告)
音夢衣 - コメントありがとうございます！スマさんときんさん落ちにチャレンジしてみます！ (2019年9月23日 11時) (レス) id: 9ba3d8429d (このIDを非表示/違反報告)
ムミ(プロフ) - 発展からのスマさんがいいです…！！ (2019年9月22日 23時) (レス) id: 9c15924c89 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんたそ - 発展からのきんさんが良いです!! (2019年9月22日 22時) (レス) id: 898f3a2fc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：春輝 | 作成日時：2019年8月15日 0時
