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「帰ってきちゃった 笑」
笑った隼くんを見てたら堪えていたはずの涙が溢れて
隼くんの首に思いっきり手を回して抱きついた
『…会いたかったぁぁぁ…泣』
「あーあーあー 笑そんな泣かんといてぇ…笑」
『もーやだぁぁぁ…泣』
泣きまくる私の背中を擦りながら耳元で笑う
'とりあえず中入ろっか 笑'
と、私を抱きしめながら扉を閉めた
「はいよいしょ〜」
私を軽く持ち上げて、リビングまで移動
'お邪魔しま〜す'
と、呟いてソファーに私を膝の上に乗せる形で座った
『…なんで早いの、?』
「撮影が思いのほか早く終わって先帰らせてもらった〜」
『でも、他のメンバーさんは、?』
「メンバーはまだあっちにいるかな〜。」
『じゃあなんでっ…、』
「んー、前電話した時もAちゃん辛そうな声だったし??早く会いたいなぁーって来ちゃった笑」
私の頬に手を添えて親指で涙の跡を拭いた
「なんかあったんでしょ?仕事で」
「強がんないで大丈夫だから。全部吐き出しちゃお。ね?」
その言葉に甘えて今日までにあったことを話すとうんうんと頷いて、時には頭を撫でてくれたりしながら聞いてくれた
「頑張った頑張った ごめんね全然会えなくて 」
『…気使わせてごめんなさい…』
「ううん。俺はいいのっ! 笑」
『ありがとう…』
つくづく私には勿体ないくらいかっこよくて気が使える彼氏さんだなって考える。
他にも美人さんは隼くんの周りに沢山いるはずなのに私を選んでくれた。
でも、隣にいるのは私がいいって思う。
『んん〜…』
「ん〜??笑」
隼くんの首に顔を埋めると香水の匂いがふわっと香る
それに私の背中に回っている腕がなんとも言えない安心感を出してくる。
『ずっとこうしたかった…』
「うんうん」
『1週間耐えれるって思ったけど…無理だった… 笑』
「うん 笑 こっちも声聞く度に会いたさ増して亜嵐くんに'うるさい'って怒られちゃった笑」
『んふ 笑 亜嵐くん、リーダーって感じだね 笑』
「普段は何考えてるのか全然分からないけどね笑」
それから隼くんの今日撮影の話を聞いて、笑ったり驚いたり、感動したり。
メンバーの皆さんのことを嬉しそうに話す顔を見てたら、今日あったことも少しだけ和らいだ気がした。
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Swallowtailbutterfly(プロフ) - ありがとうございます!リクエスト通りでした! (2020年4月16日 20時) (レス) id: 0f0cf10937 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - こことさん» まじでそれですよ、笑。最高すぎた、 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
ここと(プロフ) - 亜嵐LOVEさん» 見ました見ました、!!!隼が亜嵐くんのお話しながらニヤニヤしてて日の出が日の出でしたね← (2020年4月6日 10時) (レス) id: 2d16f8bb7e (このIDを非表示/違反報告)
ここと(プロフ) - Swallowtailbutterflyさん» お話考えておきます!!!リクエストありがとうございます! (2020年4月6日 10時) (レス) id: 2d16f8bb7e (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 見ましたか?昨日の隼&玲のインスタライブ!超良かったですよね!もちろんこの作品もめっちゃ良くて大好きです! (2020年4月5日 22時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ここと | 作成日時:2020年1月12日 23時