呪術師とヤンキー【東リべ】【呪術廻戦】

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九井「やっぱお前、三ツ谷の女なんじゃん？」


扉が開き、歩きながら問いかける九井に、Aは答えずニコリと笑った。


九井「いや何か言えよ。」

「貴方は話を聞いてくれないので。」

九井「ちっ…」


大寿とやり合って今にも倒れそうな三ツ谷は、フラフラと武道たちの方へと歩いた。


柴「タカちゃん！」


三ツ谷は今の状況と、これからどうするかを武道と松野に話した。


武道「大丈夫ですよ！マイキー君たちが来てくれる！」

三ツ谷「…タケミっち、お前…マイキー呼んだのか？」

武道「…え？三ツ谷君が呼んだんじゃないんスか？」


三ツ谷が呼んでないと言うと、武道は絶望的な顔をした。


松野「立てよタケミっち。俺も少し期待した。けどこうなったら、俺らがなんとかするしかねぇ！」

武道「なんとかなる訳ねぇだろ？ピンピンしてんの俺だけだぞ？……そうだ！七種さんに協力してもらって…」

「私は手を出さないからね。」

武道「え！何で！？」

「だって私は部外者だし。」

三ツ谷「タケミっち。お前に全部背負わす気はねぇよ。」


三ツ谷は、武道と松野で乾たちを止めてるうちに大寿をやると言った。


松野「そんな身体じゃ絶対ぇ無理だよ三ツ谷君！」

三ツ谷「あぁ、俺一人じゃ無理だ。力を貸してくれるな？八戒！」


"共闘する必要はねぇ"
"けど柚葉を…姉ちゃんを守る為に力を貸してくれ"


三ツ谷の言葉に、八戒は悩んでいた。


三ツ谷「大丈夫！お前なら大寿を乗り越えられる！」

柴「タカちゃん…違うんだ…」

三ツ谷「やれるな？八戒！」

武道「あああぁーー！！！」


突然武道な叫ぶものだから、三ツ谷たちは呆気に取られた。

どうやら声を出して、気合いを入れたらしい。

武道は自分の顔をパシンと叩くと、弱音を吐いた事を謝った。


松野「俺はあのアザの方とやる。タケミっちはあの黒髪だ。」

二人は気合いを入れると、乾たちへと向かって行った。


武道と松野が乾たちを押さえている間に、三ツ谷と柴が大寿を倒す。

そういう計画だったが、八戒は動けず、三ツ谷は大寿に殴られた。


武道「三ツ谷君！！ゔっ…」


武道は九井に腹を蹴られ、松野も乾にやられてしまった。


柴「大寿ぅぅ！！」


武道が柴を見ると、その手にはナイフが握られていた。

柴は大寿に向かって行ったが、武道が飛び出し頭突きを食らわせ止めた。


柴「邪魔すんな武道！」

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