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某日、Aは任務後の報告を高専で終え、補助監督・笹田の車で帰路についていた。


笹田「まだ高専に入学してないってのに大変よねぇ〜。でも仕方ないかしら、繁忙期だし。」

「こんなのでも、御三家の血筋なんだから上の役に立てって事でしょ。」

笹田「御三家関係なくてもAちゃんは優秀じゃないの。」

「実際そんな感じの事言われた。あのクソジジイ共に。」

笹田「あらやだ!ていうかAちゃん、女の子なんだかクソとか言わないの!」



補助監督・笹田薫。
彼(彼女)はいわゆるオネエというものだ。

身長190cmという五条悟とほぼ変わらない高身長で、見た目は黙っていれば女の子が寄ってくるような人物だ。



___六眼持ちの、言うなれば生まれた瞬間から勝ち組の五条悟と、Aは常日頃比べられて育ってきた。

Aの両親は「お前はお前らしく生きれば良い」と言い続けて来たが、周りの大人がそうはさせなかった。

Aが小学校に上がってすぐ両親が呪詛師に殺され、少しの間五条と暮らす時期があった。


五条「俺が最強になってお前を守ってやるよ。だからお前も、最強になって俺の横にいろ。そんでもって、上のジジイ共や呪詛師をぶっ飛ばすんだ。」


まぁ俺ぐらい強くなるのは無理だろうけどな!とドヤ顔をする五条を見て、こいつになら着いて行ってもいいかもと思うと同時に、ドヤ顔にとてつもなく腹が立って思いっきり脛を蹴った。


五条「〜〜〜〜っ!!!!!何で蹴るんだよ!!」

「顔にむかついた。」___



「薫ちゃん停めて、ここでいい。」

笹田「え、家まだ先よ!?」


笹田がミラー越しにAを見ると、彼女は窓の外を眺めていた。


「今日、川沿いで花火上がるんだって。それ見ながら歩いて帰る。」

笹田「いいわねぇ〜花火!あ、もしかしてデート!?」

「寝言は寝て言って下さい。」

笹田「あら酷いわね。」


笹田が唇を尖らせながら車を路肩に寄せると、Aは挨拶をして降り、花火会場の方へと歩いて行った。

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設定タグ:東京リベンジャーズ , 呪術廻戦 , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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子持ちししゃも(プロフ) - 七竈さん» コメントありがとうございます!ひぃひぃ言いながら読んで頂いてありがとうございます😂早くアニメ2期やるといいですよね!わたしも楽しみです🥳アニメ放送されたら是非また読みに来て下さい! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
七竈(プロフ) - とっても面白かったです!アニメしか見ていないので32以降はまだ見ませんが、アニメで続きが放送されたら必ず、この作品を見に来ます!私好みのストーリーの進み方で常々、ひぃひぃ(感激&最高)言いながら読んでました。素敵な作品をありがとうございます!! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 7180261b9c (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 杜綦さん» コメントありがとうございます!今後も是非お楽しみ下さい! (2021年12月13日 0時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
杜綦(プロフ) - 続編楽しみです! (2021年12月12日 23時) (レス) @page40 id: d8bb1d3459 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 華さん» ありがとうございます!早くパス解除出来るように頑張ります! (2021年12月11日 23時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:子持ちししゃも | 作成日時:2021年10月23日 15時

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