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__2005年11月某日。
Aと夏油は、とある住宅街へと出向いていた。
「ねぇ、本当にそのナントカさんちのナントカ君が呪物持ってんの?」
夏油「佐々木さんちのタケル君ね。彼の家庭教師が"窓"で、以前似たような物を見た事があるらしい。」
"窓"とは、呪術師ではないが呪霊を目視出来る一般人の事だ。
その"窓"の話によると、タケル君とやらが最近、人が変わった様に荒い性格になってしまったらしい。
そしてその子の部屋に呪物らしき物があった、という情報が届いたのだ。
「案外その原因がイケナイ薬のせいだったりして。」
夏油「そういう目に見える物だったらいいんだけどね……いや、それはそれで良くないな。あぁ、あれだ、あの赤い屋根の…」
目的の家が見え路地を曲がると、ドンッという鈍い音が聞こえた。
柚葉「弟に手ぇ出すんじゃねぇよ!」
夏油「凄い蹴りだね。」
「かっこいい〜…あれ?武道君?」
曲がった先に武道と日向、弐番隊副隊長の柴八戒、そして先程の素晴らしい蹴りを見せた、柴の姉・柚葉。
その前には、白い特攻服を着た男たちが大勢いた。
乾「どっちが上か教えてやる。女だとかは関係ねぇ。テメェら全員殺してやる。」
「わぁ怖い。傑君、バレる前に早く行こう。」
武道「ん…?え!?七種さん!?」
夏油「A、バレてるよ。」
Aは小さく舌打ちすると、余所行きの笑顔を貼り付けて武道たちの方を見た。
「こんにちは武道君、日向ちゃん。良い天気ですね。」
乾「おいテメェ何呑気に挨拶なんかしてんだ。」
武道(本当だよー!呑気にも程があるよー!)
すると後ろの方から、特攻服の隊員がAを指さした。
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子持ちししゃも(プロフ) - 七竈さん» コメントありがとうございます!ひぃひぃ言いながら読んで頂いてありがとうございます😂早くアニメ2期やるといいですよね!わたしも楽しみです🥳アニメ放送されたら是非また読みに来て下さい! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
七竈(プロフ) - とっても面白かったです!アニメしか見ていないので32以降はまだ見ませんが、アニメで続きが放送されたら必ず、この作品を見に来ます!私好みのストーリーの進み方で常々、ひぃひぃ(感激&最高)言いながら読んでました。素敵な作品をありがとうございます!! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 7180261b9c (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 杜綦さん» コメントありがとうございます!今後も是非お楽しみ下さい! (2021年12月13日 0時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
杜綦(プロフ) - 続編楽しみです! (2021年12月12日 23時) (レス) @page40 id: d8bb1d3459 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 華さん» ありがとうございます!早くパス解除出来るように頑張ります! (2021年12月11日 23時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子持ちししゃも | 作成日時:2021年10月23日 15時