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羽宮「…」
「…」
羽宮「…」
三ツ谷「一虎」
羽宮「わかってるよ…」
なかなか口を開かない羽宮を、三ツ谷は肘で突いた。
羽宮「あの………場地を助けてくれて…ありがとう…」
「どういたしまして。」
場地「一虎ぁ…」
羽宮「っ!場地……ごめん…ごめんな…」
羽宮たちが和解した事で、危機は脱したとホッと息をついていた武道にAはそっと近寄った。
武道「七種さん。」
「後はお願いしますね。」
武道の肩をポンと叩き小さな声で囁くと、Aは人知れずその場を去った。
数日後の集会で場地、羽宮が東卍に戻り、芭流覇羅が東卍の傘下に付いたのを見届けると、武道は未来へと帰った。
___2017年。
武道(信じらんねぇ!本当に俺…今東卍の幹部なんだ!……あれ?でも…)
東京卍會の集会の為に訪れた中華料理店で、武道は席に着いている面々を見ていく。
元参番隊隊長・林田(パーちん)、副隊長・林(ぺーやん)
元伍番隊隊長・武藤(ムーチョ)
元肆番隊隊長・河田(スマイリー)
三ツ谷はまだ来ていないようだが、12年経った今も皆一緒にいるんだと嬉しく思った。
だがそこに、場地と羽宮はいなかった。
武道(そういえば何で千冬は俺と一緒に来たんだ…?本当なら場地君と来るんじゃ…)
武道が考え事をしているうちに、見た事のない3人が林たちと言い合いをしていた。
松野「幅利かせやがって…元黒龍組が。」
"元黒龍組"という、聞き慣れない言葉に武道が疑問を抱いていると、武道の対面側に座っていた半間が口を開いた。
半間「今日の定例会で話したかったのは上納金の話じゃねぇ。」
要約すると、東卍が運営する複数の会社に警察が捜査に入った。
それも同じ日の同じ時間に。
そこで半間は、今日集まった者の中に裏切り者(ユダ)がいると判断した。
それを聞いた林田が、腐っても仲間なんだからいるわけないと、再び元黒龍・乾青宗(イヌピー)・九井一(ココ)と言い合いを始めた。
その時「楽しそうだな」と言って稀咲が入ってきた。
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子持ちししゃも(プロフ) - 七竈さん» コメントありがとうございます!ひぃひぃ言いながら読んで頂いてありがとうございます😂早くアニメ2期やるといいですよね!わたしも楽しみです🥳アニメ放送されたら是非また読みに来て下さい! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
七竈(プロフ) - とっても面白かったです!アニメしか見ていないので32以降はまだ見ませんが、アニメで続きが放送されたら必ず、この作品を見に来ます!私好みのストーリーの進み方で常々、ひぃひぃ(感激&最高)言いながら読んでました。素敵な作品をありがとうございます!! (2021年12月15日 14時) (レス) id: 7180261b9c (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 杜綦さん» コメントありがとうございます!今後も是非お楽しみ下さい! (2021年12月13日 0時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
杜綦(プロフ) - 続編楽しみです! (2021年12月12日 23時) (レス) @page40 id: d8bb1d3459 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - 華さん» ありがとうございます!早くパス解除出来るように頑張ります! (2021年12月11日 23時) (レス) id: 22a32664aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子持ちししゃも | 作成日時:2021年10月23日 15時