佐山県での(非)日常 (ページ6)

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『一緒にホールまで行かない？』

？「え？あ、いいですよ！」

声まで可愛らしいとは羨ましい。

『ありがとう。声すごく可愛いね。私の名前はAA。』

？「僕は神代西！よろしくね〜」

僕っ娘なのか…いいな…

「今日登校するのが緊張したこと」「昨日の晩御飯のこと」色々な他愛もない話をしているとホールに着いたようだ。

ちょうどひとクラス分の人数が入れそうなそのホールはHPで見たよりもずっと綺麗で落ち着く。小さい映画館のようで、椅子もふわふわだった。

JB「よし！これからは出席番号にならって椅子に座ってくれ。」

そこで神代さんとお別れする。

出席番号だと3-9か…
この出席番号は何で決まっているのだろう…名前でもないし誕生日でもない…

まぁこんな疑問あとで解決すればいいか…

と安易な気持ちで指定された席に座る。

右隣には六車さんが足を組んで座っていた。顔が整ってる人は何をやっても絵になるものなんだな…と半ば嫉妬しながら自分の前に置いてある机の引き出しを何気なく開ける。