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祐「ほら、早く家に入りなよ!
ご飯食べてちゃんと寝て、元気で学校に来て
俺Aちゃんが隣にいないと寂しい」
「…嘘だよ」
祐「嘘じゃないよ
じゃあね、来るの待ってるから」
熱があるからか祐基くんの言葉全部が
じんわりと胸に広がる
勘違いしそうになる
しっかりしろ
これはお隣さんへのただの社交辞令だ
特別な意味があるわけじゃない
でも
「…祐基くん」
祐「なに?」
熱があるから
少しだけらしくないことも
今なら言えるかもしれない
「…ありがと」
すると祐基くんは少し驚いた後
ものすごい笑顔で手を振ってくれた
そのあと躓いてたのは
見なかったことにしてあげるよ
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作者名:こむぎこ。 | 作成日時:2017年4月19日 1時