言えない ページ41
貴方side
そろそろゴールが近づいた頃だ。
貴「ヤマ、井原さん
あと少しでゴールなんでもう行きますね」
山口「おう、ありがとなA」
井原「御堂筋が勝ったら付き合わな
あかんのやろ？大丈夫か？A」
そうだった…
貴「まあ、それはその時考えますわ」
Aらしいなと
呆れ顔で言った2人と分かれ、外へ出た。
貴「御堂筋か………」
そう呟いた瞬間
誰かに手を引っ張られた。
貴「！」
？「なんでだよ……
俺のこと好きだって言ったのに……なんで…」
貴「純太…」
少しだけ怖かった。
いつもの冷静な純太ではなく、
涙を堪え、私に怒鳴っている。
手嶋「俺…お前のいない人生が…
想像できねーのに……なのにお前は…………
俺がいなくても楽しそうに……笑って………」
私だって純太がいない
人生なんて想像できないよ…
貴「楽しそうになんてしとらん…私は……」
”純太のことが好き”
気持ちを伝えないことが
こんなにも辛いとは思わなかった。
大好き、愛してる…
この言葉が言えない
言ってはいけない…
だから私は
貴「………」
ただ黙ることしかできなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
光(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます！泣いていただいたなんて、とても嬉しいです(つД`)ノ本当にありがとうございます！ (2015年3月16日 2時) (
レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - ヤマに感情移入して泣きました。感動しました。 (2015年3月15日 2時) (レス) id: 397196036e (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - いえいえ！見させてもらいました！めっちゃよかったです♪ (2014年12月24日 18時) (レス) id: 75e2e66c48 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - イチゴさん» 番外編完結後と思っていましたが、クリスマス編として書かせてもらいました。遅くなってすいません>_< (2014年12月24日 17時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - 光さん» ∩･ω･*) ﾊｰｲ (2014年10月26日 21時) (レス) id: 5d74f56878 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：光
| 作成日時：2014年9月17日 16時
