なにキンの邪魔者女子３ (ページ42)

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なんなんページ42

（人１）side

.....屋上行こ

ずっと泣いとったからすっきりしたくて

屋上に向かう

そしたら見たことあるような人影があって

それが誰なのか

分かるまではそんなにかからなかった

（人１）「.........オカンや....」

そうや

ここ、オカン居るんやった

オカンの隣には不倫相手らしき男

だけど遠くて何やってるか分からへん...

けど、何かを言い合っとるのは確かな事

遠くから聞こえる声.....

『＿＿＿＿いいてっ!!!!!』

『＿＿＿いや、駄目だ!!!!』

『なんでっ!!!!!』

うっすら聞こえてくる声

なんでっ!!!!!とかそれに対する駄目だ!!とか、

よく分からへんけど....

『もういい!!!!!!!』

あっ

こっち来る

とっさに何処かに隠れようかと思ったけど
そんなところどこにもなくて、

そのまま立ってることしかできひんかった

オカン「あ.........」

オカン「こないだの.....」

なんやねん。

この前は追い出したくせに

（人１）「それは覚えてんのに
　自分の子供忘れるとか
　ほんまありえへんわ」

キッと睨む

そしたら怯えるようにビクッてさせて

なんなん？

オカン「私の子供はたった一人.....」

あのちっちゃい子やろ？

意味わからへん。

オカン「貴方勘違いしてるんじゃない?
　貴方を産んだ覚えはないの」

そっぽ向いて言われた言葉

勘違い??産んだ覚え無い??

それについかっとなってしまった

それと同時に反射的に

オカンの襟元を掴んで壁に押し付けてた

（人１）「勘違い!?産んだ覚え無い!!??
　

　私が聞いてんのはそんなんやない!!!

　私がここまですんのは!!

　あんたが!!私とオトンを捨てて
　勝手に家庭作って、
　
　オトンが何もできひんくて!!
　オトンが死んだことや!!!!!」

あんたが、オトンが何もできひんの知っとって

私とオトンを捨てたんや

そんでオトンは私の為に

私に何か栄養のあるものを
食べさせてくれるように

毎日働いて何個も何個もバイト掛け持ちして

絶対にご飯はおいてあったんや

その事を

あんたは知らん

（人１）「だから.......

　アンタが殺したと同然や!!!!」

オカンはビクッってなって

息切れをし始めた

なんなん....

この人......

私はいっつも

悪者なんや