We'll be alright!! (ページ34)

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You ページ34

宿に帰ってすぐ料理班と釣り班、そして片付け班に別れることにした。
「ヒョンはどうします？」
「一緒にご飯作りましょ～？」
可愛い目で見上げてくるチャンとスングァン。2人は料理班になったらしい。
「俺料理できないからなぁ」
「ホシヒョンだって出来ませんよ」
「あの子はしょうがない。神様がダンスの能力以外入れ忘れたんだよ」
「そうそう。だから俺が何も出来ないのは神様のせいってわーけッ」
スングァンとの話を聞いていたスニョンがそう言って細い目でパチンとウィンクをする。語尾に星飛ばしてないでマンネ達を見習ってほしいもんだ。

「ヒョン料理出来ないなら片付け手伝ってよ。どうせ暇でしょ？」
「君大体が失礼だよね。俺一応ヒョンなのに」
どの班に行こうか迷っていると物凄い上からジョンハンが言ってくる。ついでに鼻でまで笑われた。何の仕打ちだ。
「そんなこと言って、ハニがヒョンと一緒に寝たいだけでしょ」
「はぁあああ？！なんでそうなるわけ？！なんなのシュア意味わかんないんだけど？！」
ジスにからかわれて何故か顔を真っ赤にしたジョンハン。マシンガンみたいに次から次へと尖った口から暴言が飛び出してくる。けしかけた当のジスは可笑しそうにクスクスと笑っているから、効果は全くないみたいだけど。
「別にヒョンなんかと寝たくないしっ。同じノッポならドギョミの方が寝心地いいしっ」
「あーそう？それならジョシュアと釣り行くわ」
「ッ！！勝手にすればっっ！！！」
ジョンハンは文字通りプリプリと怒って家の中へと入っていってしまった。
「何だあいつ。腹減ってんのか？」
「はー、傑作。見ました？ハニのあの顔」
「友達でストレス発散するのやめてやれよ」
「怒ると可愛いんですもん。ハニもクプスも」
「お前が言うと背徳感が凄いな。俺とばっちりで天罰とか下らない？大丈夫？」
「神は、全て見ておられますよ」
「怖ぇわ」
綺麗な顔で微笑むジスに背筋が震え上がった。

結局俺は釣りに行くことにした。料理はミンギュが指揮をとってくれるから心配はしていない。少し風邪っぽいというミョンホだけが気掛かりだけど、ミンギュとソクミンがいるから何かあったときは俺より同い年の2人の方が頼りやすいだろう。
「うっみ海～」
「ほんと海好きだねヒョン」
「うん好きっ」
「いっぱい釣れるといいね」
「おう。ヒョンに任せとけ」
鼻を鳴らしてジュンに言う。隣でジフンが「なんか頼りない」と小声で呟くからヘッドロックをお見舞いしてやった。