12話 ページ13
江戸川に今回犯人は動かないと云われた国木田達は、分かれて街で聞き込み調査を始めた。
国「矢張り犯人も身を隠しているか。……しかし、何も手掛かりが無い状態では八方塞がりも良いとこだ。」
国木田は独り言を呟きながら倉庫へ来た。
倉庫の方は日中でも人通りも少ない為、引き返そうとした。
その時、後ろから砂利を踏み締める音が聞こえ国木田は期待を込めて振り返った。
だが、其処に立っていたのは昨夜会ったばかりの殺人犯だった。
国「!?」
女「………。」
女は小さく驚いた様子だったが、すぐに持っていた鞘の無い中脇差を握り締めた。
心なしか、首や手には昨夜にはなかった包帯が雑に巻かれていた。
しかし雑に巻かれてる故に所々血が滲んでいたり、傷口が見えていた。
国「(自虐行為か……?だが、捕まえれば分かることか。)全く、敵に鉢合わせるなど俺の予定には書いてないぞ!」
国木田がそう云って手帖を破ると、手の中に
それを構えると、女も駆け出した。
国木田が撃った銃の弾は、まっすぐに女へ飛んで行った。
しかしそれが女に中る事は無かった。
何故なら弾は、
キイイィィィン……!
国「なっ!?」
女がその弾を
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むい - 素敵な作品をありがとうございます!リアルでお忙しい中、更新ありがとうございます。これからも頑張って下さい!応援しています。 (2019年3月22日 5時) (レス) id: 89a3c53336 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎 - こんにちは!いつも楽しく読ませてもらってます!続編が出てとても嬉しいです♪そしてオチは、太宰さん!今後どの様に話が進むのか楽しみです!更新頑張って下さい! (2018年5月29日 23時) (レス) id: 4f23ad6532 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲チョコ(プロフ) - 楽しみにしております!!作品面白くて大好きです!! (2018年5月29日 21時) (レス) id: 7d0372d436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無気力ねこ | 作成日時:2018年5月28日 22時