ポートマフィア本部楼閣 ページ18
1、
市街地から少し離れいるが、二等地といったところにあるなんの変哲もない雑居楼閣。
だが、その内実は軍施設並みの防御力を誇る。
周囲の壁はは大砲の弾すら防ぐ特別仕様の壁で、窓は黒く塗られ中は見えず、またとても硬く、又、異能で何倍にもタフさを増している。
周辺は全てマフィアが買い取ってあり周りの建物には準幹部級の人間が住んでいる。
,偽‘の敦と芥川はその中を歩いた。
市中にある見かけ上本部ビルとされているビルの中は地下通路があり、地下通路を通ることができる
ことができる人はごく僅か。余所者はまずここに近寄ることはないが、万が一の時に備えて入り口にはレーザー自動銃とカメラが普通見えないところに設置されており、近づいただけで警報が鳴るようになっている。
地下通路を通ることで本物のマフィア本部ビルにたどり着くことができる。
そして、声紋、瞳孔、脈拍に及ぶ数多の検査を通ることで地下通路を生きて通ることができる。
楼閣の中を歩くと、急に少し煌びやかなドアが二人の目の前に現れた。
その向こうにいるのはポートマフィア首領、太宰治。
今では下っ端の構成員達は顔はおろか、名前まで知られていない。
敦達は緊張した面持ちで首領の居る執務室のドアを叩き、神に呼びかけるような声で言った。
「首領。敦、芥川です。這入ります」
「這入れ」
二人は緊張しつつ執務室に入っていった。
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珀秋そら(プロフ) - 感想正座待機でお待ちしておりますべ (2022年8月9日 18時) (レス) id: ae0531e6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空白時 | 作成日時:2021年7月9日 13時