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「そうなのかなぁ、、あ、お姉さんはどう思います？」
ももか「え、」
なんの悪意もないように聞いてくる。
「遠藤ももかちゃん。知ってます？」
変装のお陰で全くバレてないみたいだけど、本人に聞くとはこの子もなかなかだな。
ももか「どうって、」
「今、大人気の女優さんなんですよ〜私たちと同い年なんです。高三の17歳。見えないですよね〜」
まぁ、本人目の前にしても、私のこと年上だと思ってるしな。
「でも、評判悪いけどね。」
友達が話に入る。
「だから〜、、噂だって〜」
「どう思います？こいつ、評判の悪い女優が好きってずっと言ってるんですけど。」
わたしの方を向きながらそう言う。
この子の意見が世の中の大半なんだろうな。
私が好きな女の子は前のめりになって私からの答えを待つ。
ももか「そうだな、私は、、」
「、、、」
ももか「その遠藤ももかが、子役の時から求められるのは自分の美貌だけで、世の中の妬みにも応えなくちゃいけなくて、芸能界をやめたくても実は唯一の家族に病気の妹がいてその子の治療費を稼がなくちゃいけないから、批判の声に戦いながらも懸命に仕事に励んでる、」
「、、、」
ももか「って、そんな都合のいい妄想をしてみれば、少しは愛らしく見えるんじゃない？あ、あと」
食べ終わったラーメンの器をカウンターに置いて、うつむきながらニット帽と伊達メガネを外した後、その子達に振り向く。
ももか「実は夜中でもラーメン食べちゃう。とかね。」
「え、、」
ぽかんとした顔は３つの顔はだんだん目を大きくさせて、震え声で私の名前を呼ぶのを無視して。
ももか「ごちそうさまでした、美味しかったです。」
1000円札を置いてレジに置いて、扉を開ける。
あーあ、ラーメン結構美味しかったのにな。
もうこれないや。
ももか「あ、雪。」
睫毛にかかった雪がじんわりと瞼を伝っていく。
冷たい。寒い。
芸能界なんて入らなければよかったのかな。
そうすれば、あの子たちみたいに”普通の子”になれたのかな。
2017年1月30日。
今日は私の18歳の誕生日。
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komarina(プロフ) - 優月さん» 優月さん、いつもコメントありがとうございます！もう一年もたってしまいましたか、、そんなに長くやっていたら終盤にも近づいていくはずですよね、、笑 最後まで突っ走るので、これからもぜひ応援よろしくお願いします！ (2019年10月7日 2時) (
レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - はーちんさん» お久しぶりです！いつもコメントありがとうございます！そろそろクライマックスに近づいておりますぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです！ (2019年10月7日 2時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です！24時間テレビから一年経つと思うと早いですね、この作品を見つけたのも占ツクを知った夏頃だったので時の流れを感じます笑 頑張ってください！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です！待ってました〜♪ここからの4人の展開とっても楽しみにしてます!! (2019年8月5日 0時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
はーちん - お久しぶりです！お忙しい中更新ありがとうございます！また楽しみにしてますね♪♪ (2019年8月2日 0時) (レス) id: 546e44f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：komarina | 作成日時：2019年1月14日 12時
