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ももか「おはようございます！」
ある時、もう、わかってしまった。
「ももかちゃん今日も可愛いね〜。」
ももか「ふふ、ありがとうございます。」
大人は自分を駒のようにしか思ってなくて。
「今日、どう？」
男は自分の身体しか求めてない。
ももか「23時以降なら空いてるよ、」
それが、私の人生なんだと。
寂しさを埋められるものは、虚しさを埋められるものは、
どこにも無いんだって。
18の誕生日を目前にして気づいちゃったんだ。
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らな「ねぇ、」
ももか「何、」
らな「この人知ってる？」
ももか「誰、」
らな「諒さんよ、あんたの元？彼。」
ももか「その人が何。」
らな「この人ね、私の彼氏だったの。」
ももか「は？」
らな「あんたと付き合うからって急に別れ話切り出されたのよ。」
ももか「知らないんだけど、そんな事。向こうから言いよってきたし。」
らな「色目使って、人の彼氏横取りしたくせに。」
ももか「は？」
らな「知ってんのよ、あんたがいろんな男と寝てんの。」
ももか「、、、」
らな「汚いわよね〜。まだ17のくせに。」
ももか「、、」
らな「私が諒さんと付き合うためにどんなに努力したか知らないでしょ。」
知らないし、知りたくも無い。
らな「あの人に見合う女性になるためにライバル全員蹴落としてトップモデルになって、やっと振り向いてくれたと思ったのに。」
ももか「知るかよ、」
らな「はぁ？」
ももか「そんなの、私が知った話じゃ無い。」
らな「、、いいわよね、自分は。そんな美貌を生まれつき持ってれば世の中楽勝だったでしょ。」
ももか「、、」
らな「努力した人間の気持ちがわからないやつに幸せになられてたまるかっつーの。」
椅子の脇に置かれた、スタッフが使ってたメガホン。
らなはそれを掴んでその椅子の上に立つ。
ももか「ちょっと、何して、」
らな「皆さーん！聞いてくださーい！」
ざわめきだす現場。
全員の視線は私とらなにあるわけで。
らな「遠藤ももかはー、仕事仲間の彼氏を寝取るようなサイテーな女でーす！」
ももか「っ、やめて、」
冷ややかなその冷たい目が一気に私に集まる。
らな「毎日男を取っ替え引っ替え、あ、」
耐えられなくなって言い終わる前に、メガホンを奪い取って床に投げつける。
マイクの部分が壊れたのか、頭に響く嫌な音が響き渡る。
耳が痛い、頭が痛い、
でもそれ以上に、
心が痛かった。
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komarina(プロフ) - 優月さん» 優月さん、いつもコメントありがとうございます！もう一年もたってしまいましたか、、そんなに長くやっていたら終盤にも近づいていくはずですよね、、笑 最後まで突っ走るので、これからもぜひ応援よろしくお願いします！ (2019年10月7日 2時) (
レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - はーちんさん» お久しぶりです！いつもコメントありがとうございます！そろそろクライマックスに近づいておりますぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです！ (2019年10月7日 2時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です！24時間テレビから一年経つと思うと早いですね、この作品を見つけたのも占ツクを知った夏頃だったので時の流れを感じます笑 頑張ってください！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です！待ってました〜♪ここからの4人の展開とっても楽しみにしてます!! (2019年8月5日 0時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
はーちん - お久しぶりです！お忙しい中更新ありがとうございます！また楽しみにしてますね♪♪ (2019年8月2日 0時) (レス) id: 546e44f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：komarina | 作成日時：2019年1月14日 12時
