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聡side
遅めの正月休み。
５日間連休で今日がその1日目。
聡「暇。」
携帯を開いては閉じてまた開いては閉じて。
本当なら誰かとどっかに行くはずだった。
マリウスとか。勝利とか。
でも今は2人とも、お互い複雑な感じで。
聡「どうしたらいいんだろ、、」
ソファに倒れこんで天井を眺める。
謝るべき？いや、でももう謝ったし、、
聡「んー、、、、いてっ、」
「ちょっと、どいて、」
我関せずでソファの上のエアコンを拭く姉ちゃん。
一人でゆっくりしたい気持ちもあったんだけどな。。
聡「なんで姉ちゃん、正月休みもっと早いうちにとっておかなかったのー」
「ここのところずっと夜勤引き受けてくれる人がいなかったの！」
聡「狭いんだけど！」
「うるさい、少しは掃除手伝ってよ！」
聡「紅白にカウントダウンに色々疲れてるの！」
「私もだわ！」
ガタッ、
聡「何今の。」
「隣。」
聡「？、隣、空き部屋じゃなかった？」
「あー、新しい人越してくるんだって。」
聡「へー、、」
「あ、そういえばね、さっき押入れ整理してたらすっごい懐かしいの見つけちゃった。」
聡「え？なになに、」
「じゃん！」
顔の前に出される大きめの深緑の冊子。
聡「な、、にこれ。」
「アルバム！ほら、前無くなったって騒いでたじゃん、」
聡「え、」
「聡が中学校の時のやつ。」
聡「あっ、」
見覚えある。
このなんともいえない地味な色。
「懐かしいなー、あ、聡いた！」
聡「もう、いいよ、、中学とかあんまり思い出したくない、、」
「あ、この子、よくうちに遊びに来てたよね！今、何やってんだろ、、」
聡「、、聞いてる？」
「あ、この先生、私の時もいたんだよなー」
聡「もう、いいから、、」
「あれ？」
聡「何、」
「この子、、」
聡「だから、何、、」
姉ちゃんの手からアルバムをとって、見てたページを確認する。
それは一人一人の名前が載ったクラス写真。
３−２って俺のクラスじゃないじゃん。
知り合いもいないはずだし、、
聡「、、、え、」
ドキンとした。
なぜならそこには自分が初めて好きになったあの子の顔写真があったから。
でも何よりも、
俺の頭を真っ白にさせたのは、
ずっと知らないまま卒業してしまったその子の名前だった。
ー七瀬Aー
ピンポーン、
「あ、ちょっとモニター見てくる。」
聡「、、、」
「はい」
「あ、隣に越して来た遠藤ももかと申します。」
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komarina(プロフ) - 優月さん» 優月さん、いつもコメントありがとうございます！もう一年もたってしまいましたか、、そんなに長くやっていたら終盤にも近づいていくはずですよね、、笑 最後まで突っ走るので、これからもぜひ応援よろしくお願いします！ (2019年10月7日 2時) (
レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - はーちんさん» お久しぶりです！いつもコメントありがとうございます！そろそろクライマックスに近づいておりますぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです！ (2019年10月7日 2時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です！24時間テレビから一年経つと思うと早いですね、この作品を見つけたのも占ツクを知った夏頃だったので時の流れを感じます笑 頑張ってください！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です！待ってました〜♪ここからの4人の展開とっても楽しみにしてます!! (2019年8月5日 0時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
はーちん - お久しぶりです！お忙しい中更新ありがとうございます！また楽しみにしてますね♪♪ (2019年8月2日 0時) (レス) id: 546e44f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：komarina | 作成日時：2019年1月14日 12時
