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神田side
「オーディションの説明は、これで以上になります。」
あるテレビ局の一室。
今、業界で持ちきりのあの新作映画のオーディション説明会が関係者のみの間で開かれることになった。
呼ばれたのは、オーディションを受ける予定の女優の専属マネージャとか、ある一部の情報雑誌とか。
説明会が終わって一斉にみんな立ち上がる。
どこを見回しても周りは大手事務所ばっかり。しかも見慣れた顔揃い。あの人たち、社長だ。
偉いな、さすが。自分たちのタレントに掛けてるってわけか。
こんなんじゃうちなんか、まだまだね。そもそもうちの社長なんて二日酔いで来れないとかほざいてたし。
「私、できるかな、」
「やって見ないとわからないだろ、」
「だって、すごい女優さんたちばっかりなんだよ？もう、絶対無理。」
「弱音を吐くな、堂々としてろ、ったく。帰るぞ。」
後ろの席で繰り広げられた会話。女の子の方は見覚えのない顔だけど、マネージャーさんっぽい男性はどこかで見たことがある。
見た感じ、そこそこ名の通った事務所の新人女優ってところかな。
こんな上位レベルのオーディションを新人に受けさせるなんて、いい度胸してんな、まぁ、あの監督さんなら好きそうなテイストだけど。
神田「ありがとうございました。」
説明会を開催してくれた、映画製作側の人に軽く会釈をして廊下にでる。
さてと、後でAに報告しなきゃ。オーディションの台本を覚えさせるのと、当日のために予定も組み替えなきゃだわ。
マネージャーも楽じゃないわね。
神田「あーいそがし、ビール飲みたい。」
「ビールですか、いいですね。」
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ちー(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます (2019年1月13日 14時) (
レス) id: 9492ae3247 (このIDを非表示/違反報告)
みるく姫 - 読みました！更新してくれて嬉しいです！これからも楽しみにしてます！ (2019年1月12日 22時) (レス) id: 7e0284b5cb (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です、今読んでいる占ツク作品で1番面白いので頑張ってください！ (2019年1月11日 15時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し1662号(プロフ) - 更新ありがとうございます！続きが気になります(￣∀￣) (2019年1月10日 20時) (レス) id: bd47c27437 (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - みるく姫さん» コメントありがとうございます！たった今、更新しました！読んでくださると嬉しいです！ (2019年1月10日 12時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：komarina | 作成日時：2018年8月22日 13時
