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Aside


勝利「スッキリするまで、ここにいてやるから。」

彼の肩に私の頭を乗せて、優しい声でそういうから我慢してた涙もコントロールできなくなって、ポロポロと溢れ出てくる。

A「、、大事な、、日だったのに、、」

勝利「うん、」

A「事務所の人も、、、応援してくれてたのに、、」

勝利「うん、」

彼には関係ないのに、泣いてしまえば簡単なもので何が起きたのか何をしてしまったのかポツポツと口に出してしまう。

その間も涙は止まらなくて。

こんなところ、人が来たら何を言われるかもわからないのに、勝利くんの優しい声に甘えてずっと彼の肩に寄りかかる。

.


勝利「、、そっか。」

A「、、」

勝利「遠藤ももかを庇ったと。」

A「、、、」

勝利「それで殴られたと。」

A「、、、」

勝利「で、挙げ句の果てには嫌がらせで罪をでっち上げられ、現場から追い出されたと。」

A「、、はい、、」

勝利「ふ、、なんかお前らしいんだけど。笑」

A「、、、笑わないでください、、」

勝利「ごめんごめん。笑、、、でもどう?結構スッキリしたんじゃない?」

A「、、、、はい。」


悔しいけど、話を聞いてくれただけで随分心が軽くなった。

勝利くんのおかげなのは認めざるを得ないから、お礼を言わなきゃ。


A「ありがとうございます、、」

勝利「それで、、、泣き止んだ?」

A「泣き止みましたけど、、顔が、絶対目腫れてます。」

勝利「もうすでに殴られて頰が腫れてるじゃん。笑」

A「、、、うるさい、、です。。」

勝利「、、、、ちょっと見せてみ?」

私の頭の上に置いてた手を離して今度は肩にかけた後、そっと私に顔をあげさせる。

久しぶりの様に思える勝利くんの顔はもう笑ってなんかなくて。

勝利「、、涙、、」

そう言われて、涙で頰が濡れてたことに気づく。

やだ、、絶対汚いとか思われてる。

結局泣き顔見られちゃったし、、恥ずかしい。

A「ごめんなさ、」

すぐに顔を逸らそうとするけど、

A「っ、」

彼の右手が私の左頬を覆って親指で涙を拭う。

勝利「、、、痛くない?」

まっすぐな目で聞いてくる。

A「い、痛くはないですけど、、」


ドクン、


勝利「ほんと?」

A「ほ、、ほんとです、」


え、何これ。


息が、苦しい。


心臓が、、変。


これって、、、





神田「Aー?どこー?迎えに来たよー!」


A、勝利「っ、」

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ちー(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます (2019年1月13日 14時) (レス) id: 9492ae3247 (このIDを非表示/違反報告)
みるく姫 - 読みました!更新してくれて嬉しいです!これからも楽しみにしてます! (2019年1月12日 22時) (レス) id: 7e0284b5cb (このIDを非表示/違反報告)
優月 - 更新お疲れ様です、今読んでいる占ツク作品で1番面白いので頑張ってください! (2019年1月11日 15時) (レス) id: 09e4b892c8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し1662号(プロフ) - 更新ありがとうございます!続きが気になります( ̄∀ ̄) (2019年1月10日 20時) (レス) id: bd47c27437 (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - みるく姫さん» コメントありがとうございます!たった今、更新しました!読んでくださると嬉しいです! (2019年1月10日 12時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:komarina | 作成日時:2018年8月22日 13時

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