067 マリウスside ページ41
マリウスside
「〜♪」
学校のチャイムが鳴り、
机の横に掛けておいた鞄を持って教室から出ようとする。
百合「あ、マリウス君！」
マリ「百合、」
後ろから声がしたと思って振り向いたらクラスメイトの百合が一緒に帰ろ？なんて首をコテンっとさせて聞いてくる。
マリ「僕、今から図書館に行くんだけど、、」
Aちゃんがいつものところで待ってるから一刻も早く行きたいのに、
百合「話したいことがあって、、」
-
百合「チョコ、食べてくれた？」
いつもの道を歩いていたら、そう聞かれる。
そういえば百合にももらってたんだっけ、
マリ「あ、うん、まぁ」
百合「本当？よかったぁ、おいしかった？」
マリ「え、と、、うん。」
なんて、本当は食べてない。
量が多過ぎて食べきれないから、Aちゃんの以外は使用人が食べてる。こんなこと言ったらいろんな人に殺されると思うけど←
百合「それでね、、聞こうと思ってたんだけど、」
マリ「ん？」
百合「明日のダンスパーティーどうするのかな、って」
立ち止まって僕を見上げてくる。
百合「今年も、、出ないの？」
マリ「でるよ。」
百合「え、、、誰と？」
マリ「Aちゃんと。」
百合「それって、、、七瀬先輩？」
マリ「うん、そうだけど」
百合「、、そうなん、だ」
前を向いてまた歩き出す。
マリ「百合は？」
百合「、、いない。」
マリ「え、」
意外。
クラスでも多分1番人気のある女子だから。
百合「もしかして、今日も七瀬先輩のところに行くの、？」
マリ「うん、」
百合「、、、そっか、ごめん、私帰る。」
そう言って走り出す百合。
何が何だか分からなくて僕の頭にははてなが浮かぶ。
結局、何が話したかったんだろう？
068 聡side→←066 紗奈side "バレンタイン"終わり
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 310人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
peach - 毎回次への展開がどうなるドキドキしながら読んでいます！勝手ながら応援させていただいてますので、更新頑張ってください！ (2018年12月26日 18時) (
レス) id: a2312966b8 (このIDを非表示/違反報告)
nwseezwsst(プロフ) - ssseeeです！ユーザー名変えました！占ツクがあることを初めて知った時に見た作品がこの「お嬢様のお気に入り」でした！更新するの、難しいと思いま氏が、これからも頑張ってくださいね♪ (2018年8月2日 14時) (レス) id: 1497ba72fc (このIDを非表示/違反報告)
ssseee - �，�ら見させていただいてます！更新停止が見えた時は、どうしたのか焦ったほどです。この作品は本当に大好きなので、これからも更新頑張ってください！いつまでも待ってますので！暑い日が続いてますね。体調、大丈夫でしょうか？ (2018年7月26日 14時) (レス) id: 1497ba72fc (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - arryさん» いつもありがとうございます！次回もお楽しみに！ (2018年7月25日 14時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - みのさん» お待たせいたしました！やっと数話更新させていただきました。ぜひ読んでくださると嬉しいです。 (2018年7月25日 14時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：komarina | 作成日時：2018年1月4日 5時
