045 聡side ページ19
聡side
A「そっか、、うん、わかった。じゃあ私車に乗ってるね。」
聡「いや、でも、」
A「大丈夫、いつものとこに止まってるんだよね？じゃあね、マリ君。」
俺の方を見ずにマリウス葉に手を振って出口に向かうA。
マリ「うん、また明日。」
また明日、、毎日あってるのか。
扉の閉まる音がしたあと、シンと静まり返る図書室。周りを見てもここにいるのは俺らだけ。
聡「あの、」
マリ「ごめんなさい。引き止めてしまって、」
聡「いえ、それで何でしょうか、、、？」
マリ「、、変なこと聞くんですけど、聡さんってAちゃんの執事なんですよね？」
聡「？、、そうですけど。」
マリ「じゃあ、僕がAちゃんと恋をするのも応援してくれますよね？」
ドクン、と大きくなる心臓を無視して
微笑む、
聡「ええ、もちろん。」
マリ「僕、Aちゃんが好きなんです。」
わかってるよそんなこと、だって
聡「付き合ってるんですよね？」
マリ「いや、、、。」
聡「そうでしたか、仲が良さそうでしたのでてっきり」
内心ちょっとホッとする。でも、
マリ「僕の一方的な片思いなんですけどね。」
付け加われたその言葉でまた突き落とされた。
マリ「だから、今回、ダンスパーティーに誘ったんです。ちょっとでも近づけるかなって、Aちゃんから聞いてますよね？」
聡「ええ、」
近づけてるよ、だって今までAのそばにいた男は俺しかいなかったから。
聡「そう、でしたか。」
マリ「Aちゃんのこととか、教えてくれませんか、？」
聡「え、？」
マリ「だって、執事だから沢山僕の知らないこと知ってるでしょ？」
”執事だから”その言葉が頭の中に強く残る。
執事、、だから。
マリ「協力、、してくれますよね？」
いやだ。
なんで、自分の好きな人のことが好きな人を応援しなくちゃいけないんだよ。
俺は、
俺は、
聡「ええ、もちろん。お嬢様の幸せを願うのが僕の仕事ですから。」
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peach - 毎回次への展開がどうなるドキドキしながら読んでいます！勝手ながら応援させていただいてますので、更新頑張ってください！ (2018年12月26日 18時) (
レス) id: a2312966b8 (このIDを非表示/違反報告)
nwseezwsst(プロフ) - ssseeeです！ユーザー名変えました！占ツクがあることを初めて知った時に見た作品がこの「お嬢様のお気に入り」でした！更新するの、難しいと思いま氏が、これからも頑張ってくださいね♪ (2018年8月2日 14時) (レス) id: 1497ba72fc (このIDを非表示/違反報告)
ssseee - �，�ら見させていただいてます！更新停止が見えた時は、どうしたのか焦ったほどです。この作品は本当に大好きなので、これからも更新頑張ってください！いつまでも待ってますので！暑い日が続いてますね。体調、大丈夫でしょうか？ (2018年7月26日 14時) (レス) id: 1497ba72fc (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - arryさん» いつもありがとうございます！次回もお楽しみに！ (2018年7月25日 14時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
komarina(プロフ) - みのさん» お待たせいたしました！やっと数話更新させていただきました。ぜひ読んでくださると嬉しいです。 (2018年7月25日 14時) (レス) id: 7fa7dbe795 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：komarina | 作成日時：2018年1月4日 5時
