運命の番って...人生オワコンですわ(´・ω・`) 【gr】 (ページ3)

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にわページ3

ﾀｯﾀｯﾀｯ

無我夢中で走り出す、

「ちょっと！待つんだ！」
総統サマにそっくりなド低音が聴こえてくる、いつもなら萌だえ苦しんでいる所だが、そんなことは言ってられない

目の前には非常階段の入り口、急いで入り閉めると、自分の部署がある階にＢダッシュをする

あと1段。着いた!!

着いたとたん安心感と絶望的が表れる
「ハァハァ...うそ...でしょ」

へなへなと座り込み、呟く

あの人には、自分がオメガだとばれてしまったに違いない、せっかく、せっかく見つけた天職なのに。

クビ

情けない事に運命の番の事よりも、そんなことが浮かんでくる。

これでクビにされたら、履歴書にもそう書かれる。つまり社会的に死ぬ

「どうすれば.....」

ガチャ

横からドアの開閉音が聞こえ、肩を震わせる
まさか、もう追い付いたのか？

しかし、予想に反して聴こえてきたのは、非常に聞き覚えのある声だった

「うわぁA!？こんなとこで何して.....
って何があったの？」

非常階段の踊場にうずくまる私を見て驚く所科さん

「ご、ごめんなんでもない」

「絶対何でもないわけ無いって」

「虫...虫に驚いてたの」
とっさに出た嘘、自分でもよく言えたと思う
所科さんは少し怪しみながら

「ふーん虫ねぇ...まぁ良いや、終わったし帰るよ、はい鞄」

ほい、と鞄を渡されロビーに向かう

「ねぇ本当に何もなかったの？」

「うん、ごめん心配かけちゃって」

「そう...何かあれば言ってよ」

「ありがと所科さん」

ロビーから別々の方向に歩いて行く、運良くあの人は居ないみたいだ

それから家に帰って、ご飯を食べて
布団に入った

浮かんでくるのは運命の人の事ばかり

みたかぎり高身長で、かなりのイケメンだ、さぞやモテるんだろう、それよりも気になったのは顔だ、パッチリとした目、綺麗に整った顔のパーツまるで、グルッペン黒髪バージョンみたいだった

あの目で見られたい

笑い掛けられたい

あの人に愛される人はさぞや幸せなのだろう

..........って何を考えているんだ？
これは、きっとあの人がグルッペンに似ていただけで...こんなとこ考えているなんてまるで一目惚れみたいではないか!?

断じてそれは無い

そんなことは無いのだ

私はもう少し考えてみようとしたが、いつの間にか朝になっていた

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皆さんお気づきで？

所科＝じょか＝joker
薬理凶室の方です！コンピューターや食べ物の記事を書いてらっしゃいます