婚約破棄されたので、幹部したいと思います【d!】 (ページ28)

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ルート分岐 tn ページ28

tn「A手が止まっている」

『はい！すいません』
此方には顔を向けず言う

ガタン

近くで音がした、音の方を見ると...

tn「ｏ(＿＿*)Ｚｚｚ」

『ね、寝てる!?』

倒れて寝ている
まあ最近色々(幼女化)とかあって、とんちに仕事を回しすぎた。

とりあえず、ベッドまで送る

顔にかかった前髪を退ける、すっかり男性らしくなった横顔にすっかり成長してしまったんだな、と感じた

かっこいい

そう思いハッとなった、別にとんちは幼馴染だ
そんな特別な感情は無い

そう、きっと無いんだ

数時間後

tn「う～んA？」

『どうしたの？大丈夫？』

思ったより早い覚醒
こういう時10時間位起きないのに...

tn「Aッ！けっこんしてくれ」
えっ！？寝惚けているんだろうか( ＾∀＾)

『とんち大丈b「すきなんや、頼む！」

本格的に壊れている(´・ω・`)

tn「Aッ！ぐはっあ」

余りの焦りに華麗に上段蹴りをした後

とんちに向かって紅茶を差し出す

『目が醒めた？』

tn「おん、済まん...」

見事に靴の後がこめかみに残っている
派手にやり過ぎたか

『焦った～』

tn「ほう何で焦ったんや」

『いや、えっ！？』
確かに何で焦ったんだ？

tn「まさかやけど、寝ぼけてる時の言葉のせいか？」

『ち、違う!!』

tn「でも、A顔真っ赤やで」
ばっと顔に手を当てる

『気のせいです』

tn「ほーん。後、俺はそんなに寝ぼけへんで」

『っ!?』
今度こそ、顔に熱が集まって行く

ぐいっと袖を引っ張られ、ベッドの中で抱き締められる

tn「さっきは、覚悟決まらんかったけど...

俺はAの事が好きや」

tn「返事は今度でええから、一緒に寝てくれへんか？Aも眠いやろ」

腕に力が込められ、逃げられなくなる。

A

名前を呼ばれたような気がする
だが、3徹目の眠けと止まった頭は、半分夢の中に入っていた