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【過去】(標準語で書かせていただきます)



僕には姉がいた。
勉強もできて、礼儀正しくて、茶髪で、可愛らしい姉だった。
僕は、その姉がとても嫌いだった。

僕は、小さい頃は親から嫌われていた。
母は黒髪黒目、父は茶髪に焦げ茶色の目をしていた。
なのに赤髪に紫と白の目をした、子供が生まれたんだ。
怖がるだろう。
だから、僕は努力した。
勉強だって、スポーツだって、トーク力だって。
それが実って、友達ができて、親にも認められた。
友達は、僕の見た目を認めてくれた。
、、、、、、、でも、その日から、姉が僕を見る目を変えた。
とても憎たらしい人に向ける、、、、僕が姉を見ている目と同じ目だった。

数年後。
僕は家出をした。
なぜか、理由は簡単。姉と比べられるのが苦しかったからだ。
友達や親には認めてもらえたこの容姿。
学校の先生には認めてもらえていなかったんだ。

学校のテストで、百点じゃないといつも言われる。
「姉の燕はよくできてたのになぁ(笑)」
高学年の人にも言われた。
「燕ちゃんと全然ちがぁう(笑)こわ〜(笑)」
そんなの、耐えられるわけない。
親は、学校を休むことを許してはくれない。
こんなところ、いたくない。
その一心で、家を飛び出したんだ。

僕はその日からグレた。
吹っ掛けられた喧嘩をかって、勝負に乗る。
それをずっと繰り返した。
西日本のトップまでは上り詰めた。

街を一人、ふらふらしてたら、声をかけられた。
夜中なのに、帽子とサングラスをした変な人に。
「あなた、こんなところでどうしたの?風邪ひくわよ?家来る?」
僕は、簡単について行ってしまった。飢えていたのだ。
でも、それは正解(アタリ)だった。

その人の名前は瑠璃さんというらしい。
僕と同じオッドアイ。
とてもやさしく、素敵な人柄の女性だった。

僕は受験をした。
生まれ変わる、、というより、やり直すために。
今までの努力がもう一度実った瞬間だった。

結果は合格。
瑠璃さんのもとを離れ、一人暮らしを始めた。
でも、入学式で見てしまったのだ。
、、、、、、、、、いまだ記憶から離れない、あいつの顔を。

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つら - え、みやさんめっちゃかわいいじゃないですか…。 (9月7日 22時) (レス) @page20 id: eed7d7e7dd (このIDを非表示/違反報告)
@天奏768(プロフ) - 明兎るわ様を派生作品にてお借りしました…! (8月27日 20時) (レス) id: 5574e36f30 (このIDを非表示/違反報告)
koryi(’-’*)♪ - OKです!記載させていただきます!作成お疲れさまでした〜 (8月24日 17時) (レス) @page2 id: 69229b7fff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:巫女のコママ! | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/achromatic1/  
作成日時:2023年8月24日 10時

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