. ページ7
おわりは、突然だった。
「りょーすけさん。りょーすけさん。」
「どうした、慧。」
「なんか……不吉な予感がします。ぼく、」
「そうか……おいで。おれが抱きしめてやろう。」
ぎゅっと、慧の華奢な体を抱き寄せ
頭を撫でてやる。
「ずっと、お前と生きると決めているからな……。」
「……んふふ、りょーすけさん。」
でも、この油断がいけなかったんだ。
ほんの少しの障子の隙間から
何かが飛んできた。
「う、ぁ…っ!」
「けい、!?…っ、待っていろ、」
それが、慧の背中に刺さった。
……矢だ。
ほかの小姓に打った奴を見つけてくるよう命令し
急いで慧の元に戻った。
「くっ、そ……出血が多すぎる、」
「りょーすけ、さまぁ……」
「慧、しゃべるな。」
「や、ぁ……りょーすけさま。」
医者を呼んだがすぐには来ず
おれは流れ出る血を止めるだけだった。
141人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
misaki - もうリクエスト受付てますか…?受付つけてるならJUMP×inみたいです内容はおまかせで… (2017年6月18日 21時) (レス) id: 072c17b71a (このIDを非表示/違反報告)
misaki - 失礼します…!!この小説サイコーです!!この小説大好きです!これからも頑張って下さいね^∀^ (2017年6月18日 21時) (レス) id: 072c17b71a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ももさん | 作成日時:2017年6月18日 20時