新入生はライバル校の卒業生？！No.3

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in 学園長室



監「また聞いたことないワードが…」


エ「えっ？！監督生ってマジフト知らねーの？！」


『…マジか。』


デ「世界的に有名なスポーツだぞ？

プロリーグもあるし、世界大会もある。」


監「そうなんだ！」


グ「オレ様も知らねぇんだゾ！」


エ「マジカルシフト…通称マジフトは、7人ずつの
チームに分かれて戦うスポーツ。」


監「ほうほう…」


エ「ざっくり説明すると、1つのディスクを奪い合って相手の陣地にあるゴールに入れれば得点になる。

んで、点を多くとったほうが勝ち。」


監「なんだかアメフトみたいな響きだね！」


デ「アメフト…それは監督生の地元のスポーツか？」


監「そうだよー！」


ク「ふむ…聞いたことがない名前ですが…

今度、図書室で調べてみましょう。
何か手がかりになるかもしれないですし…」


監「お願いします！」


エ「んー…でも、監督生がマジフトの試合に出るのは
ちょっと難しいかもな〜」


監「え？」


グ「なんでなんだゾ？」


デ「マジカルシフトは魔法を使ったスポーツなんだ。

ディスクを運ぶのも魔法なら、守備も攻撃も
すべて魔法で行う。」


エ「どんだけ魔法を派手に魅せりるかってのも、
選手の腕の見せ所だったりするんだよね♪」


ク「そう！」


監「うわっ？！」


ク「だからこそ、このナイトイレブンカレッジは
マジカルシフト強豪校として、世界に名を馳せて
いるのです！

我がOBのプロ選手は数知れず！」


『(…学園長ほんとうるさいな。)』


ク「それに、マジフトは運動神経だけでなく、魔法の
技を競うスポーツでもありますから。

我が校の寮対抗マジカルシフト大会はプロリーグ
関係者のみならず、世界中の魔法関係者の注目が
集まるのです。」


監「へぇー！」


ク「当日はたくさんの出店も並びますし、世界各国
から来賓もたくさんいらっしゃいます。

手に汗握るトーナメント戦は中継のテレビカメラを
通して世界中が熱狂する、一大行事なんです！」


監「テレビカメラ？！す、凄いですね…！」


ク「世界中に…放映される？！

じゃあじゃあ！オレ様がその大会で活躍すれば、
世界中がオレ様に大注目するんだゾ？！」


監「あー…またグリムの面倒くさいスイッチが…」


『入っちゃったね。』

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