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ジ「テメェら、まだ懲りずに犯人捜しやってんのか。」
エ「んだよ〜!見てたなら手伝えよな〜!
おたくんとこの先輩、超悪いヤツなんですけど〜?」
ジ「…お前ら、何故そんなに他人のために必死に
なれる?」
監「へっ?」
デ「他人のため?」
『いや、こいつらは…』
ジ「怪我したダチの仇討とうって気持ちは
分からなくもねぇが…」
エ「は?何言ってんの?」
ジ「え?」
エ「だーれが他人のためになんかやるかっつーの。」
デ「僕たちは、この事件の犯人を捕まえて手柄を
立てたいだけだ。」
エ「そーそー!あわよくば、マジカルペン大会の
選手枠に入りたいし。
で、世界中にイイとこ見せたい。」
グ「オレ様だって!絶対アイツを捕まえて、テレビに
映ってやるんだゾ!」
エ「トレイ先輩には悪いけど出番はイタダキ…
みたいな?」
監「…と、まぁこんな感じで。」
『クズだから。』
エ「はぁ〜?オレら、誰かさんたちのせいでここまで
ラギー先輩を追いかけ回したんだけど?」
『その誰かさんたちにはリドル先輩も入ってるけど。』
エ「うぐっ…」
デ「はっ…!く、首をはねられる…!」
監「ハーツラビュル寮生は大変だね…」
ジ「ハッ!他人のために動くようなヤツは信用ならねぇと思ってだが…お前ら、思ってたより酷でぇ奴らだな。」
エ「なんだよ〜…!
オレらよりお前のほうがひでーじゃん!
その様子じゃ知ってたんだろ〜?
アイツが事件の犯人だって。」
グ「あっ!そうか!同じ寮だから、
“自分は狙われない”って言ってたのか?」
ジ「…。」
デ「ジャック?」
ジ「オイ、テメェら。俺と勝負しろ。」
『(うわ…めんどくさそう。)』
エ「はぁ〜?突然なんだよ?」
ジ「男が腹割って話すんなら、まずは拳からだろ。
テメェらが口だけの輩じゃないと俺に証明できたら、俺の知ってる話を教えてやってもいい。」
エ「げっ…オレそういう汗臭いの苦手なんだけど…」
デ「俺はそういうの嫌いじゃねぇぞ!
分かりやすくていいじゃねぇか!」
グ「ふな゛っ?!デュースのワルスイッチが
入っちまったんだゾ!」
監「よし!拳で語り合おう!」
エ「監督生までそんな感じになっちゃうワケ?!」
デ「っしゃ!行くぞ!オラ!」
ジ「ああ!いつでもかかってこい!」
エ「はぁ〜…だるー…」
『ふわぁ…』
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(名前)(プロフ) - てえてえ。さん» はわわわ…!なんて嬉しいお言葉…!応援もありがとうございます!更新も頑張りますね! (2021年7月25日 23時) (レス) id: efd7538da1 (このIDを非表示/違反報告)
てえてえ。 - この作品ホントに大好きです!更新頑張ってください! (2021年7月25日 20時) (レス) id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:力持ちクマさん(っ´ω`c) | 作成日時:2021年7月19日 7時