新入生はライバル校の卒業生？！No.3

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in サバナクロー寮･入り口



寮生A「レオナ寮長！」


寮生B「こいつら人の縄張りに土足で上がり込んでんですよ！」


寮生C「ちょっと痛い目みせてやりましょーよ！
へへへ！」


『(笑い方バカっぽい…)』


？「あれ？君たち食堂であった人たちじゃないスか。」


グ「あっ！オマエ！デラックスメンチカツサンド！」


？「ちょっとちょっと！人の名前を勝手に
美味しそうにしないでほしいっス！

オレにはラギー･ブッチっていう男らしい名前が
ついてんスから！」


？「あぁ？よく見ればお前、植物園でこの俺の尻尾を
踏んづけた草食動物じゃねぇか。」


A「なぁにぃ〜？！レオナ寮長の尻尾を？！」


B「許せねぇな！」


監「あっ！あなたは植物園の管理人(仮)さん！」


ラ「ブハッ！レオナさんがあの植物園の管理人？！
確かに自分の巣みたいに寛いでるけどさ〜」


？「俺はサバナクロー寮、寮長の
レオナ・キングスカラー。

あの植物園の管理人なんかじゃねぇ。」


監「そ、それは失礼しました…」


A「ゴメンで済んだら警察いらねぇんだよ！」


ラ「あ、そっか。どこかで会ったと思ってたんスけど
植物園だったっスね。」


B「レオナさん！ラギーさん！
やっちまいましょうよ！」


レ「ワンワン騒ぐんじゃねぇよ、馬鹿ども。

暴力沙汰なんか起こして、マジフト大会出場停止に
でもなったらどうする気だ？」


C「縄張りを荒らしたヤツを見逃すんですかぁ？
食い出がありそうな獲物なのに〜…」


レ「誰も見逃すとは言ってねぇ。

ここは“穏便”にマジカルシフトで可愛がってやろうぜ。」


A「マジフトでぇ？」


レ「試合中なら、どれだけ魔法を使っても
校則違反にはならねぇからな。」


ラ「シシシッ！レオナさんってば意地悪っスねぇ…

こんな弱そうな奴ら、ワンゲームと持たないっスよ？」


『(わかりやすい挑発…)』


グ「ムムムッ！
そこまで言われちゃ引き下がれねぇんだゾ！」


デ「はぁ…断って帰れる雰囲気でもないな…」


エ「おーし、いっちょやってやろうじゃん。
ケイト先輩！選手選びの件、忘れないでよね！」


ケ「えぇ〜？まじでぇ〜？ったくしょうがないな〜

監督生ちゃんは安全なところで見てて。
相手の動きをよく見て、オレたちに教えてね。」


監「わかりました！」


『俺も見てます。』


ケ「それじゃあ頼んだ！」

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