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7話〜同業者〜 ページ8
「丁度、お前の目の色に似ているらしいんだが…」
そう言うゾロさんは私を試すように、まるで悪役のような顔で笑っていた。
「な、なにが…目的ですか」
そう発した自分の声は笑ってしまうくらい震えてた。
「別に目的とかねぇよ」
「え…ほんとに？」
てっきり何かを要求されるものなのだと思っていた。
「なんか文句でもあんのかよ」
ギロリと睨まれる。
「同業者だったやつから聞いて気になっただけだ」
同業者…そうかゾロって…
「海賊狩りのロロノア・ゾロ…」
「気づいてなかったのか」
今度は呆れたような目を向けられる。
「名前くらいしか知らなかったので」
そーかと言ったゾロさんは私と目線を合わせる。
「同業者同士仲良くしよーぜ」
その言葉は仲間には手を出すなと言う事なのだろう。
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作者名：狛犬 | 作成日時：2023年11月5日 20時
