スバルくんと僕 ページ48
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忠「なぁ〜スバルくん。スバルくんってさぁ…もう歌歌ってはくれへんの?」
す「はぁ?何でまたいきなりそんな話」
忠「やってぇ、昔はスバルくんがつくってくれた曲とか、色々歌ってくれたやんかぁ。
…高校の時やって、軽音部のメインボーカルやったんやろ?兄ちゃん達から聞いたで」
す「チッ…あのアホ共。余計なこと言いおって…」
忠「ええやんかぁ久しぶりにスバルくんの声聴かせてぇや。
亮ちゃん先輩達も聴きたがってるから、今度部室でセッションしよ?」
す「…あんなぁ忠義」
忠「…?」
す「…俺が本気で歌ってるとこ見せたったらなぁ…お前なんか、一瞬で惚れさしたること出来るんやで?」
忠「え…」
す「…せ、せやから。ホンマに俺の歌聴きたいんやったら…」
忠「アハハッ!」
す「…?何やねんお前。人が話してる途中で笑いおって」
忠「んふふ。…やってぇ。そんなんせんでも、僕はもうスバルくんに惚れてもうてるもん」
す「…は?」
忠「やってスバルくんってむっちゃカッコええやんかぁ。
…なんか、兄ちゃん達とはまた違ったカッコよさがあるんよなぁ…」
す「………」
忠「せやから、今度一緒にセッションしよなぁ?」
す (…アカン。なんて恐ろしい子なんや…あのあざとさは反則やろ…)
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緑さんにアピールしようとするも、逆にしてやられる赤さん。
無自覚な天然ほど恐ろしいものはないですね(笑)
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あらと∞(プロフ) - 緑夏さん» 緑夏さん、いつも温かいコメントをありがとうございます!いえいえ、そんなとんでもない!私の方こそ、今も毎日緑夏さんのtorn小説をひっそりと楽しんでいるというのになんのコメントも送れていないで…申し訳ないです汗 オマケ話も、ご期待に添えるよう頑張りますね^^ (2017年8月17日 23時) (レス) id: c9fd3073c9 (このIDを非表示/違反報告)
緑夏(プロフ) - あらとさん、完結おめでとうございます^ ^ ずっと読ませてもらっていたんですけど、完結したタイミングでのコメントになってしまい申し訳ないです…。 鈍感で少し天然な大倉くんすごく可愛くて癒されました♪ おまけ話も楽しみにしてます! (2017年8月17日 21時) (レス) id: b28e673c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あらと∞ | 作成日時:2017年7月15日 22時