亮ちゃん先輩と僕 ページ44
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亮「チッ…何やねんホンマ。結構な土砂降りやんけ…」
忠「天気予報では雨降るなんて予報士さん言うてへんかったんですけどね…」
亮「どうする？俺はまぁ、濡れても大丈夫やけど…お前は兄貴に連絡して、迎えに来てもらった方がええんちゃう？」
忠「んーん！僕は大丈夫です」
亮「？」
忠「今日みたいな日があっても大丈夫なように、いっつも折りたたみ傘持ち歩くようきみくんに言われてるんです」
亮「…お、おぉ。そうなんか…さすがブラコン兄弟やな」
忠「んふふ。亮ちゃん先輩も入ります？」
亮「えっ！？…いや、俺はまぁ…ええよ」
忠「えー？けど…こんな雨の中濡れて帰ったら、風邪引いてまいますよ？僕の折りたたみ傘ちょっと大きいサイズなんで、遠慮せず入ってください」
亮「いや、でも…それだとおま、相合傘になる…」
忠「？あいあい…？…ごめんなさい。ちょっと雨の音が大きくて聞こえんくて…」
亮「〜〜っもうええ！俺はもうちょい雨弱まるん待ってから帰るから、お前は１人で行けや！」
忠「えぇ…やったら、ホンマに行ってまいますよ？
とても弱まりそうには見えませんけど…」
亮「ええから！気にせんとお前は帰れ！」
忠「うぅ…わかりました。せやったら、今日はお先に失礼しますね…？」
亮「！！……………っ」
忠「………」
亮「………あっ」
忠「もう…変な意地張ってないで、少しは頼ってくれたらええのに…ホンマ、亮ちゃん先輩は変わった人ですねぇ」
亮「っうるさい！」
忠「んふふ。すみません。
…せやったら、今日は僕ん家に来ます？家にある傘お貸ししますから」
亮「〜！おま、そう簡単に家に男呼んだらアカンやろが！」
忠「わっ！ちょっと突然そない動かんといて…うまく２人に傘さすん難しいんですって…て、亮ちゃん先輩。何でそないに顔真っ赤なんですか？」
亮「っ距離感がおかしいねんお前っ！」
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雨の日の学校帰りの２人のやり取り。
若干亮ちゃん先輩がメンドクサイ感じになっちゃいました(笑)
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あらと∞(プロフ) - 緑夏さん» 緑夏さん、いつも温かいコメントをありがとうございます！いえいえ、そんなとんでもない！私の方こそ、今も毎日緑夏さんのtorn小説をひっそりと楽しんでいるというのになんのコメントも送れていないで…申し訳ないです汗 オマケ話も、ご期待に添えるよう頑張りますね^^ (2017年8月17日 23時) (
レス) id: c9fd3073c9 (このIDを非表示/違反報告)
緑夏(プロフ) - あらとさん、完結おめでとうございます^ ^ ずっと読ませてもらっていたんですけど、完結したタイミングでのコメントになってしまい申し訳ないです…。 鈍感で少し天然な大倉くんすごく可愛くて癒されました♪ おまけ話も楽しみにしてます！ (2017年8月17日 21時) (レス) id: b28e673c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あらと∞ | 作成日時：2017年7月15日 22時
