登場 ページ36
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「おーくらくんに触んなやああああああ！」
ドカアッと何かが破壊されたような音と、聞き慣れた声が聞こえ思わず目を開き音がした方へ顔を向ける。
「…！」
すると、やっぱりそこに立っていたのは…
―――安田、さん―――
廃墟、と思われるこの建物の入口に積み重なっていたダンボール等を蹴散らし今まで見たことないくらい怖い顔をして男達を睨みつけた安田さんは、ハー、ハーと息を整えながらも鋭い声で口を切った。
「…お前ら、何俺のおーくらくん傷つけようとしとんねん…！」
「はぁ？何やお前突然現れてわけわからんこと言うて。…痛い目におうても知らんぞ！」
男の１人が叫んだと思ったら、そのまま安田さんに殴りかかろうとして拳を振るう。
―――危ない！
そう思った瞬間、建物内に響くバキ、という鈍い音。
「…！」
「…言うとくけど、俺けっこーケンカ強いねんで？」
フ、と安田さんが口角をあげて呟いたところで、襲いかかったはずの男がその場で崩れ落ちる。
「！！…なんやねんコイツ！」
顔を青く染めた男達が一斉に安田さんに襲いかかったけど、彼は全く怯む様子も見せず静かに笑うだけやった。
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あらと∞(プロフ) - 緑夏さん» 緑夏さん、いつも温かいコメントをありがとうございます！いえいえ、そんなとんでもない！私の方こそ、今も毎日緑夏さんのtorn小説をひっそりと楽しんでいるというのになんのコメントも送れていないで…申し訳ないです汗 オマケ話も、ご期待に添えるよう頑張りますね^^ (2017年8月17日 23時) (
レス) id: c9fd3073c9 (このIDを非表示/違反報告)
緑夏(プロフ) - あらとさん、完結おめでとうございます^ ^ ずっと読ませてもらっていたんですけど、完結したタイミングでのコメントになってしまい申し訳ないです…。 鈍感で少し天然な大倉くんすごく可愛くて癒されました♪ おまけ話も楽しみにしてます！ (2017年8月17日 21時) (レス) id: b28e673c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あらと∞ | 作成日時：2017年7月15日 22時
