親友失格 ページ31
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錦戸side
―――ってことで、１６日、おーくらくん家でサプライズ誕生会やることになったから―――
部活前、大倉がクラスの掃除でまだやって来んくて先に来てたメンバー３人で適当に音鳴らしとった時に、章ちゃんに言われた言葉に悩まされてからかれこれ数十分。
「…亮ちゃん先輩、さっきから何か元気なさそうやねんけど何かあったんですか？」
「へっ！？…いやいや何でもないって！」
いつの間にか俺の隣にやってきて心配そうに顔を覗き込んできた大倉にまさか「お前のサプライズ誕生会のことで悩んでる」なんて間違っても言えへん。てか、バレたら章ちゃんに何言われるかわからん。
なんとか無理やりな笑顔貼っつけて誤魔化したら大倉は「それならよかったです」なんてふにゃんと笑ってみせた。可愛い。
―――にしても、まいったなぁ…。
大倉への恋心を自覚してから約１ヶ月。未だにこの気持ちを本人に伝えるどころか俺は「おーくらくんを絶対堕としてみせるわ」何て大胆にも宣言してみせた親友である章ちゃんにもこの感情をバラせずにいた。
―――同じ人好きになって黙ってるとか、親友失格やんなぁ俺…。
いくら大倉のお兄さん達に言われたとはいえ、普通に俺達を誘っているということはまさか俺が大倉のことを好いているだなんて、露ほども思っていないのだろう。
今まで秘密ごとも何もなかった親友に対して、罪悪感はなくなるどころか日に日に嵩増ししていく一方やった。
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あらと∞(プロフ) - 緑夏さん» 緑夏さん、いつも温かいコメントをありがとうございます！いえいえ、そんなとんでもない！私の方こそ、今も毎日緑夏さんのtorn小説をひっそりと楽しんでいるというのになんのコメントも送れていないで…申し訳ないです汗 オマケ話も、ご期待に添えるよう頑張りますね^^ (2017年8月17日 23時) (
レス) id: c9fd3073c9 (このIDを非表示/違反報告)
緑夏(プロフ) - あらとさん、完結おめでとうございます^ ^ ずっと読ませてもらっていたんですけど、完結したタイミングでのコメントになってしまい申し訳ないです…。 鈍感で少し天然な大倉くんすごく可愛くて癒されました♪ おまけ話も楽しみにしてます！ (2017年8月17日 21時) (レス) id: b28e673c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あらと∞ | 作成日時：2017年7月15日 22時
