プレゼント探し！ ページ21
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「んー、何がええかなぁ」
「アイツら何がほしいとか言うてへんかったんか？」
「うん。せやからホンマに今日はノープランやねん」
やから今日はいっぱいお店まわるつもりやねん、ごめんな？と謝ればスバルくんはそんなんええに決まっとるやんけと男前な返事を返してくれた。
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僕が関八高校に入学しておよそ１ヶ月が経った、５月初めのとある休日。
僕は教師でもありお兄ちゃんのような存在でもあるスバルくんと、きみくんと信ちゃんの誕生日プレゼントを買うために街に繰り出していた。
僕は出掛ける時は必ず兄ちゃん達に許可をとらなアカンから、サプライズすることは出来んのやけど…それでも２人はホンマに嬉しそうに喜んでくれるから別にええねん。
その分、前の年を上回るくらいのご馳走つくって、２人をびっくりさせてやるんやから。
やっぱり忠義(タツ)の飯はうまいなぁ、てニッコリ笑う２人の姿を思い浮かべてふへへ、て笑ってたらスバルくんにちゃんと探せや、て注意されてもうた。
「ん〜。やっぱりノープランで来たらアカンかったなぁ」
それからしばらく、色んなお店まわってプレゼント探したんやけどなかなかコレ！っていうモンが見つからんくて困ってたら「１回昼飯でも食って頭リセットさせるか？」てスバルくんがありがたい提案してくれたからそれに乗っかりフードコートに向かうことにした。
「忠義何食いたい？」
「ええ〜。僕ラーメン！」
「ふは。そこはスパッと決まるんやな」
「うっ…やって食べたかってんもん」
ニヤっと意地悪そうに言われて恥ずかしくて俯いたら、スバルくんはふはっと噴き出して「スマンスマン。可愛かったからちょぉからかっただけや。席とって待っとれ」てわしわしと僕の頭を撫でてくれた。
「え、僕自分で買うからええよ！そこまでスバルくんに迷惑かけられへん」
「ええねんええねん。こんな可愛いらし子に奢らせるとか男が廃るわ」
じゃあ席取り頼んだで？そう言って某有名ラーメンチェーン店の方に向かってったスバルくんに僕も男の子やねんけどなぁ…て呟いたけどその声は届かなかったみたいでスバルくんが振り返ることはなかった。
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あらと∞(プロフ) - 緑夏さん» 緑夏さん、いつも温かいコメントをありがとうございます！いえいえ、そんなとんでもない！私の方こそ、今も毎日緑夏さんのtorn小説をひっそりと楽しんでいるというのになんのコメントも送れていないで…申し訳ないです汗 オマケ話も、ご期待に添えるよう頑張りますね^^ (2017年8月17日 23時) (
レス) id: c9fd3073c9 (このIDを非表示/違反報告)
緑夏(プロフ) - あらとさん、完結おめでとうございます^ ^ ずっと読ませてもらっていたんですけど、完結したタイミングでのコメントになってしまい申し訳ないです…。 鈍感で少し天然な大倉くんすごく可愛くて癒されました♪ おまけ話も楽しみにしてます！ (2017年8月17日 21時) (レス) id: b28e673c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あらと∞ | 作成日時：2017年7月15日 22時
