偏頭痛<章大> さや様 リク ページ34
章大Side
「……っっ」
ベッドから起き上がるとひどい頭痛に襲われた。
そのままベッドに逆戻りする。
「……ハァ」
脈を打つようにドクンドクンと痛くなる頭。
何もしていないのに、痛みが増幅していく。
薬飲みたいけど、何か胃に入れなあかんし。
何より、下におりるんが億劫や…。
でもこのままこうしているのもしんどいだけやから、頑張ってまずはベッドに座る。
「……っ」
目をぎゅっとつむって少しでも痛みを紛らわせようとする。
「……よし」
ゆっくりとベッドから降りる。
さらに高い位置にいった頭はさらに強く脈打つ。
「……章ちゃん？」
今日は学校休みやのに、亮起こしてもうた。
「章ちゃん、頭痛いん？」
「…ん、大丈夫やで」
「大丈夫ちゃうやん。どないするん？下行くん？それとも誰か呼んでくる？」
「いや、下行きたいだけやから…。亮、手貸してもろてええ？」
「当たり前やん！」
亮に支えられながらゆっくりと階段を下りる。
階段を下りている途中で、一回ぐわんっと頭が痛くなって止まった。
「ごめん、章ちゃん。速かった？」
心配そうな顔をして俺の顔を見てくる。
「一回休憩する？」
今までの経験上、座って休憩するより、薬を飲んで横になってた方が楽やから、そのままリビングに連れて行ってもらうことにした。
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koma(プロフ) - とろりん子さん» とろりん子様のこと、知れば知るほど似たところがあり、全く関係ないとは思えません。本当にありがとうございました。すみません、他の方のリクエストが見えないので、お二人のコメントを別枠にうつし、ここから削除させていただきます。よろしくお願いします。 (2016年6月1日 16時) (
レス) id: c170da9f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koma | 作成日時：2016年4月9日 0時
