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胃腸炎<忠義> 2※ ページ26

忠義Side




朝、きみ兄に起こされた声で目が覚める。




ヤバい、胸がムカムカする。
なんやろ、お腹空きすぎたんかな。




ベッドから起き上がると、そのまま胃の中から出てきた。
朝一で胃に入っていないから、すぐに胃液だけになってしんどい。




パジャマが吐瀉物で汚れてもうたから、一旦治った頃、きみ兄が着替えさしてくれた。



すぐに吐き気は再び出てきた。
それをきみ兄に伝えると、抱きかかえられてトイレまで連れてってくれる。



でも、揺れも相まって吐き気が強くなった。
でもきみ兄の上に出すなんて絶対あかんから、必死で口元を押さえて我慢する。





でも、もうあかんっ。
そう思った時には、もうトイレに着いていて、便器に向かって吐き続けていた。




もうしんどい。
そんなことを思っていると、きみ兄がトイレから出て行った。



一人にせんといてよ。
汚い思ったんかな…。




でもきみ兄はすぐ戻ってきてくれた。




きみ兄が、病院行ってすば兄に診てもらおう言うてる。
病院とか絶対嫌や。



でも、嫌や言うてたら、きみ兄に怒られた。
しんどいときに、強い言い方されて涙が出てきた。




「……グズッっ、ヒックッ、……」




「おっと、忠義何泣いてんの?しんどなってまうから泣き止み。ほら、立てるか?」



きみ兄の車に乗る。



後ろの座席に体を預けて目を閉じる。
きみ兄が、ブランケットをかけてくれた。




車に乗ってしばらく経った頃、また気持ち悪くなってもうた…。
でもきみ兄さっきから喋ってくれへんし、まだ怒ってるんかな…。


それやったら、気持ち悪いとか言われへん。
病院まで我慢せな。




でもそう思えば思うほど気持ち悪さは増していく。



そのうちついに我慢できへんくなった。




「っ、!おえぇぇぇぇ…」


やってもうた……っ。

胃腸炎<忠義> 3※→←胃腸炎<忠義>※ ぴょん様リク



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koma(プロフ) - とろりん子さん» とろりん子様のこと、知れば知るほど似たところがあり、全く関係ないとは思えません。本当にありがとうございました。すみません、他の方のリクエストが見えないので、お二人のコメントを別枠にうつし、ここから削除させていただきます。よろしくお願いします。 (2016年6月1日 16時) (レス) id: c170da9f5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:koma | 作成日時:2016年4月9日 0時

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