高熱<亮> 4 ページ5
侯隆Side
「亮、もうちょっとだけゴロンしとってな。きみとお話ししとってな」
小児科の先生だからか、小さい子に話しかけるように亮に言った。
俺はすばるが点滴を用意しとるのを見られへんように、うまく視界を遮りながら、亮に話しかける。
「いつ帰れる？」
「早よ帰れるとええな」
すばるが戻ってきた。
そのまま亮の体を軽く固定する。
「亮、ちょっと腕貸してな」
すばるが消毒し始めると、この感覚を良く知っている亮は、俺の固定から逃げ出そうと必死。
「いややぁ！！なんもせぇへん！かえるの！」
「ごめんなー、チクっとするでー」
「…ふぇ、っ…いたいぃーっ、ややぁ！」
「ごめんごめん、もうチックンおわりやで」
「亮頑張れてるよ。偉いなー、すばるチックン上手やからもう痛くないな」
「かえるの！これいらんー」
亮が点滴を繋いだ手をふる。
「1時間頑張ったら帰れるからな」
グズグズ言うてた亮も、しんどさには勝たれへんのかすぐに寝息を立て出した。
早よ良くなるとええな。
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こんな感じで進めていきます！
リクエストお待ちしておりますー
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koma(プロフ) - とろりん子さん» とろりん子様のこと、知れば知るほど似たところがあり、全く関係ないとは思えません。本当にありがとうございました。すみません、他の方のリクエストが見えないので、お二人のコメントを別枠にうつし、ここから削除させていただきます。よろしくお願いします。 (2016年6月1日 16時) (
レス) id: c170da9f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koma | 作成日時：2016年4月9日 0時
