溺愛後輩。【Ryosuke.Y】２

溺愛 ５３ ページ12

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桜の蕾が膨らみ始めた

3月の初め。









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涼介「おめでとう」







A「ありがとう」









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泣きじゃくる涼介、





この度私は高校を卒業し、

北海道の大学へと進学する









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涼介「俺どうやって生活すればいいんだよ」









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涼介「生きていけないよ、、」









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大丈夫だよ

あなたならきっと私がいなくっても
不自由ないさ


大丈夫大丈夫




出来るだけ暇をぬって会いに来るから



1分1秒たりともあなたの事を忘れずに
心のど真ん中に置いておくから



いつまでもあいしているから









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A「じゃあね、行ってきます」







涼介「おう、いってらっしゃい」









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涼介「待って！」








歩きだそうとする私の手を引き

真剣な面持ちでこちらをみつめる









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涼介「A、」









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涼介「Aが大学卒業したら結婚しよう」









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A「へ!?」









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涼介「本気だからね。」







A「うん」









涼介「あっちで男作ったら泣いちゃうからね」









A「そっくりそのままお返しします」









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ふはっ、



自然に笑が溢れて仕方がない









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A「もう、飛行機」







涼介「あー、もうそんなん？」









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涼介「愛してるよ。」









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これからの未来は光で溢れ続ける









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fin 溺愛後輩。

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