10.衝突、そして後悔 ページ11
帰宅中…………
その後、私達は食べ終わるとファミレスを後にした。
ファミレスの店員には会計まで変な目で見られて、とても恥ずかしかった……
もう、あのファミレスには行けないな……
貴「うううぅぅぅ……」
及川「どうしたの?Aちゃん?」
貴「なんでもない……」
及川「で…でも…落ち込んでるよ……?」
貴「なんでもないって言ってるでしょ!ほっといてよ!」
及川達「「「!?」」」
貴「あっ……」
及川「ごめんなさい……」
そう言うと及川さんは他のメンバーをつれてどこかへ行ってしまった。
私はなにも言わず、その場にただただ立ち尽くしていた。
分かってる……
彼らはなにも悪くないのに……
私が世間の目ばかり見てるから……
気付けは私は夢中になって走っていた。
彼らを探す為に……
彼らの居そうな所を探した。
しかし見つからなかった。
彼らと別れてそんなに経ってないからすぐ見つかると思っていたけど、なかなか見つからないでいた。
貴「みんなどこ……?」
夢中になって走っていたせいなのか、いつの間にか涙を流していた。
貴「みんな……ごめんなさい……」
そう、何度も呟いたがその言葉は雑音で消されていった……
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作者名:あや | 作成日時:2020年9月22日 15時