・ knak ページ46
アイク視点
ｶﾞﾁｬ
kn「あ、アイクさんおはよ！」
ak「はい、おはようございます」
きんときさんは毎回同じ時間にご飯を届けてくれる
ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ
ak「っしょ、と」
kn「あ、ごめん、ご飯食べる時ぐらいは外すね…」
ak「あ、ありがとうございます。」
タメ口でいいって言われたけど、ボロが出ると怖いから
地雷を踏んじゃダメだからね
kn「アイクさん？」
ak「はい、なんですか？」
kn「何考えてるの？」
まさか出ようとなんかしてないよね？と言われる
ak「きんときさんは毎日何かを届けてくれてるのに何も出来てないなと思い」
kn「別にアイクさんと居れたら大丈夫だよ？」
ak「そうですか」
出たいなんて言った暁には色んなことがされるから、
ak「…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
kn「寒い？」
ak「いえ、」
…思い出すのはやめとこう、また怖くなるだけだから
kn「あ、仕事に行かなきゃ…じゃ、いってきます」
ak「はい、行ってらっしゃい」
きんときさんは自分の額にキスを落として出ていった
ak「…もうどうせ無理なのにね、」
きんときさんを好きになった自分がバカみたいだ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
地雷は今日は踏まないと思ってた
ak「…飽きたな」
kn「なにに？」
きんときさんはいないから大丈夫だと安心した自分が馬鹿だったな
ak「いや、え？な、んで」
kn「今日は早かったんだよね、で何に飽きたの？」
ak「こ、この景色…」
kn「へぇ、そうは思わなかったけどね」
ak「ほ、ほんとですよ、？」
kn「…嘘つかなくていいよ？」
どうせ、いつも言ってるじゃないと
ak「は、？」
kn「知ってるよ？ねぇ？」ﾎﾞｺｯﾊﾞｷｯ
ak「っ、ぁ゛」
kn「聞いてる？」ｸﾞｲｯ
ak「いっ゛、だぁ、」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
kn「答えろよ、おい！」ﾊﾞｺｯ
ak「思っ、で゛ないっ゛」
ak「ここ、にいだいからっ゛！」
kn「…ほんと？」
ak「ほんとだからっ…！」
kn「嘘偽りない？」
ak「はい、」
kn「よかった、俺もやりたくないからさ」
ak「…っ、」
あれ、おかしい、な
kn「あ、おやすみアイクさん♡」
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作者名：黒猫 x他1人 | 作成日時：2022年3月13日 13時
