35話目 ページ46
影剣視点
次の日の朝、ご飯を食べに行くと
葵「あ、影剣さん、後で審神者部屋に
来てもらえるかな?あと、三条の皆も」
と審神物様に言われた。
「あ、はい。分かりました」
そう答えると、悲しそうに笑いながら
何処かへ行った。
やっぱり分かるのかな。
僕が、まだ怖がってるって。
それに、話は出陣の事だろうし、、
考えながら歩いていると審神者部屋についた。
「審神者様、影剣です」
というと、
葵「どうぞ」
と返事がきた。
目を伏せ正座をしながら襖をあける。
そして、礼をし、そのままの体制でいる。
すると
葵「顔を上げて」
と言われた。
目を伏せながらも
「畏まりました」
と答え、礼をやめる。
そして、
「此度はどのようなご用件でしょうか」
と聞き、
「もし、出陣でしたら何なりとお申し付け下さい」
という。此がアソコでの鉄則。
すると、
葵「うん。ごめんね。政府からの指令で
"影剣を出陣させよ"って言われて」
と言われた。
なぜ、謝るのか。僕には分からない。
なぜ、この人は刀を人として扱うのか。
「畏まりました。
して、場所は何処でしょう」
ときく。すると、
葵「厚保樫山だよ。ごめんね、此も政府から」
と言われた。厚保樫山か、政府も甘いんだな。
じゃあ、行くか。でも、
「畏まりました。
ですが、もしよければ二つ願いが
あるのですが、、、」
という。それは、
葵「願い?うん。いいよ、何でも言って!」
元気が良いなぁ。
「はい、それは_____」
これしかないよね、だって、僕だから。
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作者名:黒狼 | 作成日時:2016年12月31日 15時