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「いまひとり？一緒に飲みに行かない？
って男が近付いてきたら…きみはどうする？」
A「ごめんなさい。急いでいるので
って言うと思います。」
「そんな優しく接してたら、もうちょっと押せばいけるって思われちゃうよ。できるだけきつい言い方で断ってみて」
ゆっくりと歩きながら、
約束通り彼女にナンパの断り方を教えてあげていた。
「もし、きつく言ってもまだしつこく言い寄ってきたら無視したらいいよ」
A「無視？」
「うん。たぶん一番効果的」
あまりに真剣に聞いてくれるものだから、こっちまで一生懸命になっていた。
話に夢中になっていて、気づけば彼女の家に着いていた。
名前よりも先に家の場所を知ってしまうなんておかしな話だね
A「ありがとうございました」
今日のお礼をさせてほしいと彼女から差し出された名刺には
［Water lily BAR ＊ bartender A］
と記されていた。
きみの名前…Aっていうんだ
最初は俺のこと怖がってたくせに
ちょっと優しくしたくらいですぐに懐いてしまう隙だらけなA
もっとAのことを知りたい
「じゃあね」
Aのほうからもう一度会うきっかけを作ってくれたことが嬉しかった。
Aにはいつ会いに行こうか
そういえば…
ふと気になることを思い出してしまい、聞かずにはいられなかった。
「ねえ、さっきホテルから出てきたけど…何してたの？」
この質問をすると彼女の顔はりんごのように赤くなっていって、ホテルで起こった出来事を思い出しているんだと直感した。
そっか、好きな人がいるんだ
数秒前まで胸に感じていた温かさはすっかり冷えきってしまった
ラッキーSixTONESソング
Night Train
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kokulu(プロフ) - るーちゃんさん» コメントありがとうございます！ ゆっくりになりますが更新頑張ります！ (2020年9月13日 23時) (
レス) id: 66b8c4f431 (このIDを非表示/違反報告)
るーちゃん - 少ししか読んでいませんが、とても面白いです。更新頑張って下さい (2020年9月13日 18時) (レス) id: 0830708338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokulu | 作成日時：2020年9月7日 1時
