teach three ページ5
『ただいまぁ〜』
それから夕方になっても時透くんに会わず、いつの間にか家に帰っていた。
なんだか後ろめたい感情が襲うが、しょうがない。明日考えよう。と自分に言い聞かせる。
とりあえず窓を開けると、ふんわりとチョコレートの香りがする。
『ん、、、これは!』
私は急いで無造作に置かれているサンダルを履き、隣のドアをノックする。
蜜「は〜い!Aちゃんね!」
可愛い声でドアを開けてくれたのは、今一人暮らししている女子大生、甘露寺蜜璃ちゃんだ。
ピンクと黄緑色の髪を三つ編みにしてる姿は凄く可愛い。目もぱっちりだし、まつ毛も長いし、何よりスタイルが、、、、
しかも男にモテモテだが本人は全く気付いておらず、常に彼氏が欲しいと願っている。
私はこんな可愛い子はいないと言ってるが、蜜璃ちゃんは、「そんな事ないよ」と照れている姿も本当に可愛い。
蜜「今日はブラウニーよ!ささ!上がって!」
『ありがとう!やっぱ蜜璃ちゃんは女子力あるなぁ〜』
本当、私と大違いだよ、、、
私、前家庭科の助っ人頼まれてお皿3枚割ったあげくレンジ壊して色んな先生に怒られたわ。
ま、今となっちゃいい思い出さ!
『蜜璃ちゃんは今日大学は?』
蜜「今日は休みなの!Aちゃんは学校?」
『うん!でもね〜』
蜜「えぇ?何?恋かしら!」
『いや、そう言うんじゃなくて、、、』
蜜「でもこのAちゃんのリアクション!何か隠してるわ!」
『ウッ』
どんどん近づく蜜璃ちゃんに負け、全てを話すことになった。
『でもさ、、どうするべきかな、、断ったら断ったらで気まずいしさ。』
それより蜜璃ちゃんめっちゃ目キラキラしてる。
蜜「あら〜素敵ね!青春だわ〜!生徒と教師との禁断の恋!キュンキュンしちゃうわ〜!」
『そんなんだったらいいけどね、、、』
蜜「でも試しに付き合ってみたら?付き合ってからの恋もあり得るわよ〜」
『でもバレたらクビ「意外とバレないわよ〜!」、、、そうかな?』
お試し、、、というのも意外とアリなのか?
ブラウニーの香りに包まれながら女子トークは弾んでいくのであった。
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優梨60188 - 可愛い時透くんいいですよね〜!これからも更新頑張ります! (2020年7月23日 17時) (レス) id: 064e088947 (このIDを非表示/違反報告)
玲華@パピコ同盟(プロフ) - ちょっと待ってください…時透くんが可愛すぎます!!更新頑張ってください! (2020年7月23日 17時) (レス) id: d81ad5e1bd (このIDを非表示/違反報告)
優梨60188 - ありがとうございます! (2020年7月7日 6時) (レス) id: 064e088947 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - 面白いです! (2020年7月6日 21時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優梨60188 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/
作成日時:2020年6月21日 10時