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side黒尾
「(白に黒のレース…///)」
ガッツリ脳内メモに残したそれ。
よく我慢したよな俺…
マジ偉い。
「ん…」
「………そんなにしんどいのか。本当に先生呼んで来なくていいのかよ？」
「んー…大丈夫、大丈…夫……。ただ暑くてだるいだけだから…」
「ふーん…」
「あー服脱ぎたい…」
「それは止めろ流石に全力で止める」
「冗談だって…」
慌てる俺にくすくす笑うAは、「まさか…？」とニヤニヤした顔で聞いてきやがる。
悪かったな。
こちとら部活三昧で、生まれて初めて好きになったのはクソ鈍いお前なんだわ。
んな機会ねぇっつーの。
どんだけアピールしても気づいてくんねぇし。
「団扇で扇いでやろうか？まだエアコンもつけれねぇし、この部屋扇風機もねぇから暑いだろ」
「うーん…。でも黒尾授業戻んなきゃ…」
「死にそーな顔してる奴放って行く程酷い人間じゃねーよ馬鹿」
「死にそうな顔って…そんなに酷い？」
「おう。20歳ぐらい老け込んで見えるぞ」
「え、嘘」
それはやばい…とまた笑うA。
弱ってるからか、いつもよりしおらしく見えてかんなり可愛い。
普段はもう少し強気…っつーなクールだからなこいつ。
よっこいせと席を立つと団扇を取ってきてパタパタ扇いでやる。
僅かな風しか送れねぇけど無いよりはマシだろ。
「気持ちい…ありがとう黒尾」
「ん」
「好きだよ黒尾のそういう所」
「は⁉//おま、え、急にっ何言っ……!!///」
「真っ赤。慌てすぎ」
「〜〜〜ｯ//あ、あのなぁ…っ///」
「何？」
「…っな、何でもねぇ!!!///」
「変なの」
＿＿＿＿＿＿＿＿心臓に悪いっつーの。
急に言われた��好き��の二文字にオーバーなぐらい反応した俺。
…けど、こういう小悪魔的な所も良いんだよな。
「(惚れたら負けっつー事か…)」
静かな保健室の中、俺の渇いた笑いが溢れる。
限界が来たのかいつのまにか眠ってしまっていた彼女の柔らかな頰に触れるだけの口付けを落とし、寝顔を眺めながら風を送り続けた。
＿fin＿
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こあら(プロフ) - かっぱの子さん» いえいえこちらこそありがとうございます！楽しみにして待ってます！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年4月2日 21時) (
レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 大丈夫ですよ！リクありがとうございます！！ (2018年4月2日 21時) (レス) id: 28c80c45d6 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - 短編集待ってました！おめでとうございます！後リクエストしてもいいですか？うたプリのカルテットナイトって出来ますか？できればでいいのでお願いします！いつも見ています！これからも更新頑張ってください！大好きです！頑張ってください！長文失礼しました！ (2018年3月27日 14時) (レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
性別を間違えた人間 - はい！！おkです！！頑張って下さい!!(`-ω-´)b (2018年3月24日 22時) (レス) id: 21ce6e7c67 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 性別を間違えた人間さん» リク了解しました！オカン組は主要高の5人で大丈夫ですか？ (2018年3月24日 17時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年3月22日 20時
