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side貴方
いつから居たのか、急に現れた先輩。
困惑している間に連れ出され、気付けばひと気のない非常階段辺り。
…絶対全部聞かれてたよね⁉//
恥ずかしさでいっぱいになりながらも、この沈黙に耐えきれなくて玉砕覚悟で告白しようとした。
……ら。
「あ、あの！//わ、私先輩のこt「悪ぃ」んぐっ⁉//」
「＿＿＿＿こういうのは、俺から言いてぇ//
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿好きだ、A」
………幻聴？
真っ白になった頭の中。
大好きな手に阻止された口が開いたまま塞がらない。
余程の間抜け面をしてたのか、時が止まったようにぼけ…とする私を見てプッと吹き出す先輩。
ひとしきり笑った後、『起きろ』と優しく微笑み頰を摘まれる。
「…ゆ「夢じゃねぇ。俺は、お前が好き」…へ//」
「何回も言わせんなボケ///」
改まって言うと恥ずい、と耳まで赤く染めて顔を逸らす先輩に私まで同じ顔になる。
嘘、本当に…？
ずっと大好きで、お兄さんのように慕っていた人。
甘えすぎていたからか、妹としてしか見られてないと思ってた。
よく言われてたし、『危なっかしくてほっとけねぇ』って…
小さい子みたいにお世話をしてくれるのは嬉しい反面、少し悲しかった。
やっぱり彼の中ではどれだけ頑張っても女の人にはなれないんだなって。
でも…
「…次はお前の番」
「え…？」
「ちゃんと俺の目見て言えよ//」
な？と照れながらも目は絶対逸らさない先輩。
力強い瞳が私の姿を映す。
この瞳が…どうしようもなく、好き。
「……大好きです、岩泉先輩//」
「…っ___ん//」
「わ…⁉///」
「＿＿＿＿＿俺も大好き//」
逞しく大きな腕に抱き寄せられ鼓動が跳ねる。
加速する自分の心臓の音と共に聞こえる、同じように早くて、でも心地いい彼の音。
＿＿＿＿＿やっぱり、大好きだ。
きゅ、と背中に回す腕に力を込めると倍の力で返してくれる。
先輩の優しくて暖かい手が頭をゆっくり撫で、確認するように言葉が紡がれる。
「絶対幸せにすっから//俺の女になってくれるか？//」
返事なんてもちろん、
「はい！」
しかない。
私は満面の笑顔を向けた。
＿fin＿
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こあら(プロフ) - かっぱの子さん» いえいえこちらこそありがとうございます！楽しみにして待ってます！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年4月2日 21時) (
レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 大丈夫ですよ！リクありがとうございます！！ (2018年4月2日 21時) (レス) id: 28c80c45d6 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - 短編集待ってました！おめでとうございます！後リクエストしてもいいですか？うたプリのカルテットナイトって出来ますか？できればでいいのでお願いします！いつも見ています！これからも更新頑張ってください！大好きです！頑張ってください！長文失礼しました！ (2018年3月27日 14時) (レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
性別を間違えた人間 - はい！！おkです！！頑張って下さい!!(`-ω-´)b (2018年3月24日 22時) (レス) id: 21ce6e7c67 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 性別を間違えた人間さん» リク了解しました！オカン組は主要高の5人で大丈夫ですか？ (2018年3月24日 17時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年3月22日 20時
