名前で呼んで【徳川家康(イケ戦)】 ページ1
side貴方
ひょんな事から安土で暮らす事になった私。
大分生活にも慣れた頃、信長様が遠くへお出掛けなさる事になった。
そして______
「ここがあんたの部屋。別になんでも好きにしてくれていいから。不便があったらいいなよ」
「あ、ありがとうございます…！」
私は信長様からの命により、不在の間家康さんの御殿へ預けられる事に。
過保護なのだろうか？
小さい子供じゃないから留守番出来るのに、駄目だと皆さんに猛反対されたのだ。
「…何、まだむくれてるの」
「う…っ、だ、だってまさかあんな理由で駄目だと言われると思ってませんでしたから…！」
そう、ただ単純に駄目だと言われた訳じゃない。
皆さんが揃いに揃って、「一人だと勝手にどこか行って、城の中でも迷子になってそうだから」と言ってきた。
私そんな方向音痴でも放浪癖がある訳でもないのに…‼
「……この前早朝に散歩してきますって言って夕刻ぐらいまで帰ってこなかったの誰だっけ」
「…あ、あれは……その…」
「総動員で探したんだよ、あんたの事」
「………申し訳ありませんでした」
ぐぅの音も出ない。
縮こまる私に家康さんはくすくす笑い、「分かったらいい」と言って去って行った。
____________......
「……あっという間の1日だったな」
場所が変わるとやはりワクワクしてしまうのか、家康さんの御殿をお付きの人に案内してもらった。
嫌な顔一つせず付き添って下さったその方にペコペコお礼し、私は用意して下さった部屋へ戻る。
まだ眠るのにも早い時間、どうしようかなと思いながらも一応布団に入っていると、襖の向こうから家康さんの声が聞こえてきた。
「…あ、ごめん。もう寝ようとしてた？」
「いえ、今日の1日を振り返っていただけですよ」
「……ああ、あの能天気な顔で探険していた事？」
「の…⁉」
「……嘘。無邪気で可愛かったよ、
___________________________子供みたいに」
「…っ！///ひ、一言多いです…‼//」
私の側へ腰を下ろした家康さんは始め真顔でそんな事を言うからそこまで酷い顔してたのかと焦ってしまった。
そしてその後見せる優しい笑み。
この変化に戸惑いを隠せない私はいつも顔を赤くしてしまう。
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こあら(プロフ) - かっぱの子さん» いえいえこちらこそありがとうございます！楽しみにして待ってます！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年4月2日 21時) (
レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 大丈夫ですよ！リクありがとうございます！！ (2018年4月2日 21時) (レス) id: 28c80c45d6 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - 短編集待ってました！おめでとうございます！後リクエストしてもいいですか？うたプリのカルテットナイトって出来ますか？できればでいいのでお願いします！いつも見ています！これからも更新頑張ってください！大好きです！頑張ってください！長文失礼しました！ (2018年3月27日 14時) (レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
性別を間違えた人間 - はい！！おkです！！頑張って下さい!!(`-ω-´)b (2018年3月24日 22時) (レス) id: 21ce6e7c67 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 性別を間違えた人間さん» リク了解しました！オカン組は主要高の5人で大丈夫ですか？ (2018年3月24日 17時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年3月22日 20時
