75話 チンピラの活躍 ページ38
清瀬side
あれは、稲森からすればサッカーを守るためにやったことでもあり、鬼道サンや灰崎達にとってはチームを守るためにやったことなんだよな……
……俺にはよく分かんねーな。本当のサッカーや仲間ってのも。
考えてる内にも試合は再開され、サタンに渡るボールを鬼道サンが体当たりで素早く奪う。
サタンが吹っ飛ばされるところがギャグに見えたのは俺だけだろうか。Aの顔をチラッと伺うも案の定、何考えてんのか分からない。
まあ、俺だけってことか。
鬼道「灰崎、吉良！！」
鬼道サンの呼掛けに合わせてチンピラ2人組が前線へ上り、シュート技を放つ。
「「ペンギン・ザ・ゴッド&デビル！！」」
2人が韓国戦でたまたま生み出した必殺技は真っ直ぐとゴールを狙う。
オーストラリア代表のキーパーが必殺技で対向するも、力が及ばず得点を許す。
それと同時に試合終了を告げる長い笛が鳴り響く。
ベンチでは控えの選手とマネージャーが思いおもいに喜ぶ。生憎、じっとベンチに座ってんのはおれたちだけのようで。
フィールドでは灰崎とヒロトが素っ気なくハイタッチしている。全く……いつになったら素直になるのやら……
その2人の間から円堂サンが顔を出し、2人の肩を叩く。こっからじゃ分からないが、恐らく……いや、確実な満面の笑みなんだろうな……
そんななか、Aはずっと黙りこくっている。
清瀬「おい、どうしたんだよ？お前も少しは喜んだらどうなんだ？」
A「貴方はバカね。これが無事に終わるわけないでしょ……」
誰がバカだ。
しかし、コイツが言うことも一理ある。
鬼道サンか円堂サン……この2人には何かあるかもしれないな……
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紅梅雪 - 今見たため最後の更新よりもコメントがだいぶ遅れてしまいました。無理は禁物ですが、更新してくれたら嬉しいです。 (2019年6月2日 20時) (
レス) id: 9567ef58a9 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - 冷(仮)さん» まじすか！？嬉しいです！！これからもよろしくお願いします(^^)d！！ (2018年12月17日 18時) (レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
冷(仮) - この作品、面白いです！更新楽しみにしてますよー！ (2018年12月17日 18時) (レス) id: 43543d3530 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - いづうさん» はい！拝見させて頂きました！！最近忙しくて確認がなかなかできなくて……ごめんなさい……私の好きな小説の夢主ちゃんもいたので倍で嬉しかったです！！いづうさん、これからもお互いに頑張りましょうね！！わざわざ絵を描いてくださり、ありがとうございます！！ (2018年11月8日 19時) (レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
いづう(プロフ) - あとお伝えしなければいけないことがありましてですね…実はこの度、十六夜ちゃんのファンアートを描かせて頂きました…(書道家の小説に載ってます)。許可とかなく描いてすみません！問題等あれば教えてくださると幸いです！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：vivi | 作成日時：2018年10月21日 20時
