16話 趙の意図 ページ17
前半開始から二十五分が経過していた。
得点差はすでに0-28。ほぼ、 一分に一点をとられていることになる。
風丸「ハァハァ……何なんだ……動きが全く見えない……」
緑川「あ、ありえないよ……あんなの人間のスピードじゃない……」
孤影団との力の差は圧倒的だった。
既にスタメン全員が体力の限界だった。
そうしている間にも孤影団は軽く雷門イレブンをかわして、シュートを放つ。
円堂「風神雷神！！」
円堂が必死にボールを抑えようとするが、勢いは全く衰えない。
円堂「くっ！！うわぁ！！」
ﾋﾟｰｰｯ
0-29
稲森「円堂さん！！」
氷浦「酷い……これは本当にサッカーなの？？」
ベンチにいるメンバーもさらに動揺している。
大谷「か、監督……」
趙「むぅ……やはり無理でしたか。」
神門「どういうことですか？」
趙「最初から勝てるはずも無かったんですよ。おそらく孤影団はまだ実力の半分も出していないでしょうし。」
"絶対に勝てない"
神門は趙がそう言っているように聞こえた。
神門「じゃあ、どうして止めさせなかったんですか！？監督は彼らがどうなっても……((趙「神門さん」
趙「貴方はやる前から"できるわけがない"なんて言われたらどう思いますか？」
神門「そ、それは……」
趙「多くの場合はそこで諦めてしまうことでそょう。私は、それで彼らの気持ちを壊したくない。」
珍しく真剣に話す趙を神門と大谷はジッと見つめている。
趙「圧倒的な力の差があるチームと戦って、学べることも沢山あるんですよ。」
神門「じゃあ監督は……」
趙「さぁて。そろそろ引き上げましょうかね。大怪我でもされたら困りますし。」
趙はベンチから飛び降りると、大声で叫んだ。
趙「孤影団のみなさーん！私たちは棄権しまーす！！」
ヒロト「な、何！？」
染岡「何を言ってるんだ、あの監督！！」
アラン「……」
孤影団は全く動揺する様子がない。
円堂「監督！！俺たち、まだやれます！！」
壁山「そ、そうっす！このまま帰るなんていやっすよ！」
雷門イレブンが必死に反抗するも、趙は真面目に聞く様子はない。
イヴ「アラン、どうする？」
アラン「……いいだろう。我々も引き上げよう。」
イヴ「了解。」
孤影団のメンバーはフィールドの中心に集まり、竜巻と共に姿を消してしまった。
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字数の関係で中途半田(半端)です。
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vivi(プロフ) - 私は人狼Jの役職を参考にしているのですが、そこに"狼憑き"という役職がありました。狼憑きは占い師などからは人狼と判断されるみたいなので、もしかしたら明日人がその役職である可能性もありますね……考察して頂き、ありがとうございます！参考にします！！ (2018年10月28日 21時) (
レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 確かにED、明日人狼の格好してますよね。けど人狼ゲームの中にオオカミモドキ?っていう役職があった気がするんです。裏切りに見せかけての…見たいのがあるんですかね? (2018年10月27日 21時) (レス) id: e84dbba924 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - 月詠乃朱さん» あらら……すみません、今すぐ訂正します。ご指摘ありがとうございますm(_ _)mこれからもよろしくお願いいたします！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
月詠乃朱(プロフ) - コメント失礼します。無敵ヶ原の名前なんですが、藤丸ではなく富士丸です。近くの富士山から来てると考えれば覚えやすいと思います。更新楽しみにしてます！ (2018年10月21日 15時) (レス) id: d751ca0591 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - 描きピーさん» そうです！アイコンは夢主ちゃんを自分で描いてみました！下手ですよね笑 誰かに画力を分けて欲しいです……閲覧とコメント、ありがとうございます！これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年10月13日 18時) (レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：vivi | 作成日時：2018年9月21日 22時
